SFテストに参加したギュンター、来月のFEルーキーテストに参加
スーパーフォーミュラのテストに参加したマキシミリアン・ギュンターは、フォーミュラEのルーキーテストに参加する。

今月上旬に行われたスーパーフォーミュラのルーキーテストに参加したマキシミリアン・ギュンターは、来月14日にマラケシュで行われるフォーミュラEのルーキーテストにドラゴン・レーシングから参加することが決まった。
ギュンターは今年、プレマチームからヨーロッパF3選手権に参戦し、5勝を挙げてランキング3位でシーズンを終えた。またDTM(ドイツツーリングカー選手権)でもメルセデスのリザーブドライバーを務めていた。
彼は昨シーズン終了後にへレスで行われたDTMのテストや、今年もシーズン後にラウジッツリンクで行われたヤングドライバーテストにも参加していた。また今年の5月のラウジッツリンク戦では、フォーミュラEのベルリンePrixと日程が重なっていたため、エドアルト・モルタラかマーロ・エンゲルの代役候補としてギュンターの名前が挙げられていたが、実際に出場することはなかった。
なおメルセデスは来年限りでDTMから撤退することが決まっており、最終年にルーキードライバーを起用する意向もないため、彼が来年DTMにフル参戦することはないとみられている。
シーズン終了後にはF2やスーパーフォーミュラでもテストを行ってきたギュンター。来月マラケシュで行われるルーキーテストでは、ニール・ジャニのマシンをドライブする予定だ。
またドラゴン・レーシングは、今年#6 WAKO'S 4CR LC500の一員としてスーパーGTに参戦したアンドレア・カルダレッリをテストに起用することを発表している。
すでに複数のチームが1月のルーキーテストに参加させるドライバーを明らかにしている。まずルノー・e.ダムスは、今年の全日本F3選手権でチャンピオンを獲得した高星明誠を起用する予定である。またFIA F2に出場していたアレクサンダー・アルボンも同チームからテストに参加する可能性のあるドライバーだ。
テチータは、ポルシェのワークスドライバーであるフレデリック・マコヴィッキィとスーパーGTで#36 au TOM'S LC500をドライブしたジェームス・ロシターのふたりを起用する。またアンドレッティはインディ・ライツに参戦するコルトン・ヘルタとBMWからDTMに参戦するブルーノ・シュペングラーをテストに参加させると発表した。
アウディは、DTMドライバーのニコ・ミュラーとマクラーレンの育成ドライバーであるニック・デ・ブリースを明らかにしている。
ヴェンチュリはフォーミュラ・ルノー北欧カップ王者のマイケル・ベンヤヒアを、マヒンドラはサム・デジョングとダニエル・ジュンカデラを起用する。
F2に参戦していたジョーダン・キングとフォーミュラV8 3.5のチャンピオンであるピエトロ・フィッティパルディもテストに参加するドライバー候補として名前が挙がっているが、チーム名は明らかになっていない。
この記事について
シリーズ | フォーミュラE |
ドライバー | マキシミリアン ギュンター |
チーム | ドラゴン・レーシング |
執筆者 | Scott Mitchell |