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遊園地の乗り物かよ! バンドーン、接触が多すぎるフォーミュラEを酷評「こんなの素人みたい」

ストフェル・バンドーンは、ロンドンePrixで優勝のチャンスを失った悔しさを口にする一方で、今回接触が頻発したことで、フォーミュラEのマシンが遊園地にある“バンパーカー”に見え、まるで素人の戦いのようだったと語った。

Stoffel Vandoorne, Mercedes-Benz EQ, EQ Silver Arrow 02

写真:: Sam Bagnall / Motorsport Images

 先日行なわれたフォーミュラE第13戦ロンドンePrixをポールポジションからスタートしたストフェル・バンドーン(メルセデス)は、序盤から主導権を握っていたものの、最終的には接触もあり15位。悔しいレースに終わった。

 スタートから首位をキープしていたバンドーンはレース中盤、思わぬ形でリードを失うことになる。8番手走行中のルーカス・ディ・グラッシ(アウディ)がセーフティカーラン中にピットレーンを通過したことで7つもポジションを上げ、バンドーンの前でコースに合流してきたのだ。バンドーンは自分とセーフティカーの間にアウディのマシンが入り込んだ時は少し混乱したことを認めたが、当初は周回遅れのマシンだと思っていたという。

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 ただ、ディ・グラッシはピットレーン通過時にピットボックスで完全静止していなかったとみなされペナルティを科された(その後ペナルティを消化しなかったため失格に)。そのため、そのままレースが進めばバンドーンが問題なく勝利を手にできる展開だったが、バンドーンはセーフティカーが解除された直後にオリバー・ローランド(日産・e.ダムス)に接触される形となり、大きく順位を落とした。

 ローランドはその後、自らのブレーキロックアップが「完全に自分のミス」と認めた上で、ヘアピンでバンドーンにライン変更の余地を与えなかったディ・グラッシを批判した。

 一方のバンドーンは、ディ・グラッシが接触の間接的な原因となったという主張に異議を唱え、何より優勝のチャンスを失ったことが精神的に大きな苦痛であったと語った。今回のレース結果次第ではチャンピオン候補筆頭に躍り出ることが可能だったバンドーンだが、入賞を逃したことでランキングは13番手に後退。ただ、ポイントリーダーのニック・デ・フリーズ(メルセデス)とは32点差であり、最終のベルリン2連戦で逆転できる可能性は残されている。

「正直、最悪な気分だよ」とバンドーンは語った。

「(心の傷は)隠しようがない。血まみれだ。レースをリードして、全てをコントロールしていたんだ」

「もちろんディ・グラッシの件は少し混乱したけど、正直オリー(ローランド)との間に起きたことには影響がなかった」

「オリーとは話をしたけど、彼は完全に自分の責任だと言っている。コントロールを失ったんだ。彼はうまくコーナーに進入することができず、ブレーキをロックさせてしまったんだ」

「今日の僕は本当に速かった。アタックモードのマシンの追撃を受ける時もギャップを広げることができていた。全てがコントロール下にあった。だから本当に悔しい」

「僕たちを責める人はチームには誰もいない。僕たちは今日、自分たちがコース上で最も速いことを証明したからね」

 ローランドとの接触の後、16番手で戦列に復帰したバンドーンは、黄旗中の追い越しで5秒ペナルティを受ける場面もあったが、それでも他車の接触の影響などでポジションを上げ、15位でレースを終えた。

 バンドーンは、あまりに接触が多く、コースの各所でパーツが散乱していた状況を振り返り、フォーミュラEのドライビングマナーに疑問を投げかけている。彼は接触の多いフォーミュラEのレースが、車体をぶつけ合ったりして楽しむ遊園地のアトラクション“バンパーカー”のレースに見えたと表現した。

「ボディワークが(コースの)右にも左にも中央にも落ちていて、なんだかとても素人っぽく感じたよ」

「どちらかというとバンパーカーのレースのように感じた」

 

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