フォーミュラE Seoul ePrix II

抜群の安定感でフォーミュラE王者となったバンドーン、タイトルを手繰り寄せた瞬間を振り返る

フォーミュラEのチャンピオンに輝いたストフェル・バンドーンは、今季の安定感に驚きを感じており、4つ巴のタイトル争いが自身の戴冠に「美しい物語」を書き加えたと語った。

Jake Boxall-Legge

Jake Boxall-Legge

公開日時: 2022/08/15 3:05

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Stoffel Vandoorne, Mercedes-Benz EQ, celebrates with Champagne after securing the world championship titles

 ソウルでの2連戦で閉幕した2021-2022シーズンのフォーミュラE。最終戦で2位に入り、初のタイトルを獲得したのはストフェル・バンドーンだった。彼はメルセデスの2年連続のチームタイトルにも貢献した。

 今季のバンドーンは安定感が光っていた。ライバルのミッチ・エバンス(ジャガー)やエドアルド・モルタラ(ベンチュリ)がシーズン4勝を挙げた一方で、バンドーンはモナコでの1勝のみにとどまったが、彼がポイントを逃したのは接触があったメキシコの1レースのみであり、ほとんどのレースでトップ5に食い込んでポイントを積み重ねた。

 バンドーンは昨年、ロンドンでの接触によりタイトル争いから脱落したことを教訓に、今季は1レースも落とさないとの思いでシーズンに臨んでいたという。

「素晴らしい気分だ。4年前にメルセデスと共にこの旅路をスタートさせた時から、僕はワールドチャンピオンを争うためのツールを手に入れられると確信していたんだ」

 バンドーンはそう語る。

「メルセデスのようなメーカーでレースをすると、参戦するあらゆるレースで圧倒的な強さを見せることになる。しかしフォーミュラEはそうではない。一筋縄ではいかないんだ」

「僕たちは昨年、ニック(デ・フリーズ)とチームと共になんとかダブルタイトルを獲ることができた。今年は僕の番だったんだ」

「昨年はロンドンでタイトル争いから脱落してしまった。今年こそはと思っていたし、何もやり残さないようにしたいと思っていた」

「それこそが今年僕が取り組んできたことで、コントロールすべきところでしっかりとコントロールすることができた。1勝しかできなかったけど、今年僕たちが見せたこの安定感は印象的だった」

「今年は4人(でのタイトル争い)から3人に減り、最後はふたりになった。僕とミッチだ。素晴らしい物語だったし、感動的なものになった」

 またバンドーンは、今季のタイトル獲得の鍵となったのはモナコでの勝利だったと考えており、勝利を手にした後は「決して後ろを振り返らなかった」と話した。

 さらに彼は、予選で失敗したり、レース序盤で下位に沈んだ中でもポイントを獲得する力が重要だったと指摘し、ベルリンで一時12番手まで脱落しながらも3位表彰台を獲得したレースを引き合いに出し、次のように語った。

「(今季の安定感には)正直少し驚いている」

「メキシコでも、終盤の接触がなければポイントを獲ることができただろう」

「それにしても信じられないような1年だった。サウジアラビアでポールポジションを獲得し、レース1で2位。翌日のレースは厳しかったけど、ローマでまたポールを獲って復活することができた」

「ミッチは(ローマで)2勝して調子を上げてきたけど、モナコで僕たちの番がやってきた。モナコは誰もが勝ちたいと思う特別なレースのひとつだし、勝てたことを本当に誇りに思う」

「それからは、後ろを振り返ることはしなかった。予選では常に上位にいたし、安定感があった」

「でも大変な時もあった。そこでなんとか挽回することができたし、それが重要な場面だったとも思う」

「心に残っているレースがあるとすれば、ベルリンのレース1だ。1周目に12番手まで落ちてしまったけど、その後は優勝争いに加わることができた。あの瞬間がチャンピオンシップを手繰り寄せたんだ」

 

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 シーズン8はメルセデス&バンドーンのダブルタイトルで幕。優勝モルタラ|フォーミュラE最終戦ソウルePrix決勝

次の記事 フォーミュラEメルセデス、2年連続のダブルタイトル誇る「遺産を追加することができた」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Jake Boxall-Legge



メルセデス、待望のアップデートパッケージ投入。エンジンカバーの形状一変でダウンフォース増狙う

F1

F1

バーレーンGP

4 日前

メルセデス、待望のアップデートパッケージ投入。エンジンカバーの形状一変でダウンフォース増狙う



オコン、ハース以外のチームとの交渉を認める。去就不明の2027年に向けて自身を「フリーエージェント」と表現

F1

F1

アゼルバイジャンGP

13 日前

オコン、ハース以外のチームとの交渉を認める。去就不明の2027年に向けて自身を「フリーエージェント」と表現



2027年のF1レース15km短縮で合意。パワーユニットの変更に対応……レース中断時の3時間制限も撤廃に

F1

F1

アゼルバイジャンGP

15 日前

2027年のF1レース15km短縮で合意。パワーユニットの変更に対応……レース中断時の3時間制限も撤廃に

More from

ストフェル バンドーン



アストンマーティン・ホンダ、2026年もストフェル・バンドーンをリザーブに起用。代役の最優先はクロフォードか

F1

F1

バルセロナ シェイクダウンテスト

8 ヵ月前

アストンマーティン・ホンダ、2026年もストフェル・バンドーンをリザーブに起用。代役の最優先はクロフォードか



プジョー、WEC富士後にドライバー変更。ストフェル・バンドーンに代わり、テオ・プルシェールを最終戦で起用

WEC

WEC

COTA

1 年前

プジョー、WEC富士後にドライバー変更。ストフェル・バンドーンに代わり、テオ・プルシェールを最終戦で起用



バンドーン、劇的勝利を手繰り寄せたレース戦略は”プラン通り”「事前に話し合って、ギャンブルを決めていた」

フォーミュラE

フォーミュラE

東京E-Prix:レース1

2025/05/17

バンドーン、劇的勝利を手繰り寄せたレース戦略は”プラン通り”「事前に話し合って、ギャンブルを決めていた」

最新ニュース



太田格之進、最終ラウンド待たずしてスーパーフォーミュラ初王座決めるか。富士戦終えてライバルとの差を1点でも広げれば戴冠

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ 2 時間前

太田格之進、最終ラウンド待たずしてスーパーフォーミュラ初王座決めるか。富士戦終えてライバルとの差を1点でも広げれば戴冠



チーム全員での合わせ技一本! ブルツ、トヨタのWEC富士優勝の舞台裏語る「フォトグラファーも含め、全員で協力した」

WEC

WEC WEC

Fuji

2 時間前

チーム全員での合わせ技一本! ブルツ、トヨタのWEC富士優勝の舞台裏語る「フォトグラファーも含め、全員で協力した」



レッドブルの驚異的な開発力。ついに優勝にまで辿りついた……メキーズ代表も満足「これが我々の真骨頂だ!」

F1

F1 F1

バーレーンGP

2 時間前

レッドブルの驚異的な開発力。ついに優勝にまで辿りついた……メキーズ代表も満足「これが我々の真骨頂だ!」



前戦PUトラブルのラッセル、シンガポールGPでグリッド降格ペナルティの見込み。アントネッリとの点差が離れる中、さらなる痛手

F1

F1 F1

バーレーンGP

3 時間前

前戦PUトラブルのラッセル、シンガポールGPでグリッド降格ペナルティの見込み。アントネッリとの点差が離れる中、さらなる痛手

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録