フォーミュラEには変化が必要! ベルニュ、裁定の一貫性改善を求める

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フォーミュラEには変化が必要! ベルニュ、裁定の一貫性改善を求める
執筆:
2019/04/22 3:15

ジャン-エリック・ベルニュは、フォーミュラEにおけるペナルティについて、裁定の一貫性を保つために何か変化が必要だと主張した。

 DSテチータのジャン-エリック・ベルニュは、ローマePrixでフルコースイエロー(FCY)に関するペナルティを受けたことについて、裁定の一貫性に不満を持っているようだ。

 ローマePrixでは、レース14周目にクラッシュ車両の撤去のため、FCYが宣言された。しかしベルニュは、FCYによる速度制限が始まる直前にアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(BMWアンドレッティ)をオーバーテイクしてしまい審議対象に。最終的にベルニュはドライブスルー相当のタイム加算ペナルティを受け、14位でレースを終えた。

 しかしながらベルニュは、メキシコePrixでは逆に同じような形でオーバーテイクされ、抜いたドライバーにペナルティも出されなかったことから、そうすることが許されていると理解し、速度制限が有効になるカウントダウンの間に、ダ・コスタを抜いたのだと説明した。

「前方を走っていたマックス(ギュンター)が大幅にスピードを落としたので、僕はアントニオを避けようとした。その時彼はとても遅かったので、僕は彼を抜いたんだ」

 そうベルニュはmotorsport.comに語った。

「だけど僕が彼をパスしたのは2度目のカウントダウンの時だ。最初はレースディレクターがカウントダウンをして、それから時速50kmまで減速するために、2回目のカウントダウンが5秒間あるんだ」

「僕がそうした理由は、メキシコでFCYが出て、その後赤旗になる前に3台のマシンに抜かれたからだ」

 メキシコでは、ベルニュとネルソン・ピケJr.(ジャガー)が接触したことでFCYが出され、その後赤旗によってレースが一時中断された。

「僕はすぐにスチュワードのところに行って、前の3人はペナルティを受けるか聞いたんだ。そしたら『いいや。彼らはペナルティを受けない』って答えたんだ」

「メキシコのレース後、僕はレースディレクターであるスコット(エルキンス)と話した。そして彼は『間違いなく問題ない。そうでなければ、スチュワードはペナルティを出すだろう』と言っていた」

「だからそれが、今回僕がやったことだ。ペナルティには同意する。FCYが宣言された時から追い抜きは出来なくなるはずだ。だけど3レース前は大丈夫だったので、それを結びつけたんだ」

「僕はチーム全員に自分がやったことを知らせた。そして彼らは『大丈夫だ。君はポジションをキープできる』と言っていた。でもそれから、レース終盤でドライブスルーペナルティが科された。だから僕は理解できないんだ。一貫性はどこに行ったんだ?」

「僕はレース後、メキシコでのインシデントを踏まえて、スチュワードに意見の食い違いを説明した。でもスチュワードからの答えは『私はメキシコの時は居なかった』だった」

 もしフォーミュラEに常任のスチュワードが居れば、ペナルティの一貫性に関する問題を解決できると思うか、と訊かれたベルニュは次のように答えた。

「ああ、間違いなくそうだ」

「システムは問題なく機能している。でも今年のチャンピオンシップはとても厳しい。トラックは狭いし小さく、接触やクラッシュがとても多い。判断するのは難しいし、それらをフォローするだけでも困難だ」

「スチュワードは本当に大変な仕事だ。彼らは多くの責任を負っている。僕は彼らを責めているんじゃないんだ。でも何かを変える必要がある」

「裁定自体に異議はない。ただ、シーズンの初めから行われてきた色んなことに賛成できないんだ。僕が(ローマで)ペナルティを受けたんだったら、メキシコでもペナルティが出るべきだった」

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この記事について

シリーズ フォーミュラE
ドライバー ジャン-エリック ベルニュ
チーム テチータ
執筆者 Alex Kalinauckas
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