ルノーアカデミーの女性ドライバー、わずか1年でプログラム離脱に

ルノーアカデミーに所属するマルタ・ガルシアは、わずか1シーズンでルノーを離脱することになった。

 スペイン人の女性ドライバー、マルタ・ガルシアは、今年の初めにルノー・スポール・アカデミーに加入しサポートを受けてきた。しかし、わずか1年でアカデミーを離脱することになってしまった。

 2015年にCIK-FIAアカデミー・トロフィーでタイトルを獲得した経験を持つ17歳のガルシアは、2016年にスペインF4にシーズン途中から参戦。今シーズンはルノー・スポール・アカデミーの一員としてMPモータースポーツから同シリーズに参戦した。

 しかし今年、彼女は厳しいシーズンに耐えてきた。最高位は5位で、ドライバーズランキングでも9位にとどまった一方、チームメイトで同じくルノーのサポートを受けているクリスチャン・ルンゴーはタイトルを獲得した。

 ルノーからのサポートを失ってしまったガルシアは、シングルシーターで他のシートを見つけられる可能性は低く、おそらく脇道に逸れることを強いられると語った。

「私はもうルノーのサポートを受けていません」と彼女はmotorsport.comに話した。

「シーズンが終わった2週間後、彼らは私に連絡をしてきました」

「私はチャンピオンシップで9位だったので、彼らが満足していないこともわかっています。目標はトップ3でしたが、それは叶いませんでした」

「パフォーマンスもそれほど良くなく、また経済的な状況も問題でした」

「(ルノーのサポートなしでは)フル参戦のためにお金を払う余裕はありません。彼らは、今やめる方が良いと言いました。なぜなら、次のステップではより経済的なサポートを必要とするからです」

 2018年のプランについて尋ねると、彼女はこう話した。

「今は何もありません。F4やF3などのレースに出場するお金もないですし、何もプランはありません」

「どこでレースをするのかわかりませんが、レースに出るための資金を得られないかといくつかのスポンサーと話をするつもりです。ですがレースができるかどうかはわかりません」

 ガルシアは、理想としてはフォーミュラ・ルノー2.0やユーロフォーミュラ・オープンのような”よりダウンフォースのある”マシンでレースをしたいと述べた。しかし要求された資金を払える可能性は”10%”だという。

 F4にフル参戦を果たした今シーズンを振り返り、彼女はフリー走行でのペースを予選で発揮することができなかったことに困惑し、またこれが原因でしばしばレースでは劣勢に立たされてしまったと話した。

「少なくともいくつか学んだこともありますし、災難な年だったというつもりはありません」

「でも私が期待していたような年ではありませんでしたし、タフな年でした」

「トップ5、トップ6と良い結果も残せましたが、終盤のレースは酷かったです。理由はわかりませんが」

「フリー走行ではおそらくトップ3に入っていたと思いますが、予選では6番手か7番手でした。これでは全く意味がありませんでした。同じようにドライビングしていたのに、(予選ではフリー走行より)悪いタイムでした」

「原因はわからないのですが、今年は変なことも何度かありました」

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この記事について
シリーズ Formula 4
ドライバー Marta Garcia
チーム MPモータースポーツ
記事タイプ 速報ニュース