ニスモ片桐社長、苦難の今季を振り返り「日産ファンの熱い応援に感謝」

20th NISMO FESTIVALのフィナーレが行われ、ニスモの片桐隆夫社長が閉会の挨拶を行なった。

 20th NISMO FESTIVALのフィナーレが行われ、ニスモ(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)の片桐隆夫社長が閉会の挨拶を行なった。
 今年で20回目を迎えたニスモフェスティバル。晴天に恵まれた富士スピードウェイには、2万8000人のファンが来場し、トークショーや各走行イベントなどで盛り上がった。
 グランドフィナーレでは、メインストレート上にデモランを行なった歴代GT-Rのマシンが登場。出演したドライバーやチーム監督、レースクイーンらが整列し、グランドフィナーレが行われた。
 そこで片桐社長は集まったファンに挨拶。まずは今季について「今年のモータースポーツのシーズンを振り返りますと、マシンの競争力の確保に苦しんだ年でありました。それと同時に苦しむ過程で、来年以降に繋がる力を再確認できたシーズンでもありました」と振り返った。
 今季のスーパーGT500クラスで日産勢は、ここ数年ではなかなか見られなかった苦戦を強いられ、開幕戦岡山では全車が予選Q1落ちという結果となり、他社に遅れをとった。そこから日産系チーム全体で改善を図り、第4戦SUGOでは予定を前倒しして2基目のエンジンを投入。そのレースでは#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが2位入賞を果たした。
「スーパーGTの500クラスは、シーズン開始当初は他社と比べても競争力が劣っておりました」と片桐社長。
「そのような中でも各チームスタッフが懸命な努力を尽くし、レース毎に競争力を改善しました。またマシンの競争力が完全でない時も各チーム、ドライバー、スタッフ共に非常に粘り強いレースを見せ、着実にポイントを稼いでくれました。その結果GT-R勢で年間合計4回表彰台に上がることができました。そして23号車においては、最終戦までチャンピオン争いを繰り広げてくれました。残念ながらチャンピオンを獲ることができませんでしたが、最終戦ではポール・トゥ・ウィンを獲得してくれました」
 その中で片桐社長は、今季の苦しい序盤戦から絶えず応援を続けてくれた日産応援団の声援があったからこそ、ここまで立ち直ることができたと、感謝の気持ちを伝えていた。
「このような苦しい中で最後来年に繋がる結果を残せたのも、日産応援団を始めとした日産ファンの熱い応援があったからです。本当に感謝します。ありがとうございました」
「来シーズンはこの悔しさを糧に必ずや来年のこの場所でみなさんと喜びを分かち合いたいと思います。またGT3やGT300クラスにおいても他社に負けないクルマを作り、十分に戦えるクルマを供給したいと思っております」
 また日産は先月開催された東京モーターショー2017で、フォーミュラE選手権にシーズン5(2018/19年)より参戦することを発表。そのことに対して片桐社長は言及した。
「来年の12月、フォーミュラE選手権という将来につながる新たな世界への挑戦が始まります。ニスモ・日産をあげて頑張って参りたいと思っております。またニスモのDNAをみなさまにお届けするためにもニスモのロードカーを次々に出していきます」
「日産モータースポーツの輝かしい功績と伝統を守り、将来に繋げていきたいと思っております。私共、各チーム、ドライバー、スタッフ共に懸命に頑張ってまいります。来年も応援を宜しく御願い致します」 
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シリーズ General , スーパーGT , フォーミュラE
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