フェラーリ70周年記念。往年の跳ね馬が両国国技館に集結
フェラーリの70周年記念イベント「Drive by Emotion」が両国国技館で開催。F40やエンツォから、最新のラ・フェラーリなどが集結した。

イタリアの名門自動車コンストラクターであるフェラーリの70周年記念日本イベント「Drive by Emotion」のプレスカンファレンスが12日、東京・両国にある両国国技館で開催され、フェラーリの最高級モデルである「ラ・フェラーリ」のオープンタイプ「ラ・フェラーリ アペルタ」のアンベールを行なった。
エンツォ・フェラーリが1947年に立ち上げられたフェラーリ。数々の有名スーパーカーを製作してきた他、F1では16度のコンストラクターズチャンピオンを獲得している名門だ。
そんなフェラーリが、今年70周年を記念し、アメリカやヨーロッパなど世界各国で、祝祭イベント「Driven By Emotion(情熱に突き動かされて)」を開催。3月12日にスタートしたこのイベントは、各都市の順番に回っていく形で行われ、9月9〜10日には本拠地のマラネロでも開催された。
そして今週末は日本での開催となり、会場となった両国国技館には、F40をはじめフェラーリの歴史を彩る名車たちが登場(10月13日8:00〜12:00まで展示)されている他、13〜14日の2日間に渡って、東京から伊勢神宮にかけて、70台のフェラーリが参加する「FERRARI 70 YEARS EXCLUSIVE JAPAN RALLY」も行われる。この”ラリー”は13日の午後に両国国技館をスタートし、富士山など日本の美しい風景を楽しみながら、名古屋で1泊。14日には最終ゴール地点である伊勢神宮を目指すというもの。プレスカンファレンスでイベントの紹介をしたフェラーリ極東・中東エリア統括CEOのディーター・クネヒテル氏は、「これだけ多くのフェラーリが日本の素晴らしい景色のもとを疾走する姿は、きっとファンにとっては感動的なものになるだろう」と語った。
またプレスカンファレンスが行われた国技館内の土俵上には、限定モデルである「ラ・フェラーリ アペルタ」が登場。相撲行司パフォーマンスに合わせて、日本で初めてアンベールも行われた。
なお「FERRARI 70 YEARS EXCLUSIVE JAPAN RALLY」に関しては、スタート地点の両国国技館をはじめ各通過ポイントでは、一般の方々も車両を見ることが可能。日本の各地を巡るフェラーリ70周年祝祭パレードにも注目だ。
取材・執筆/吉田知弘
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