鈴鹿ファン感にフェラーリ640が初登場、往年のV12サウンドを響かせる

3月10日、鈴鹿サーキットで開幕した2018モータースポーツファン感謝デーで、フェラーリ640がデモランを披露した。

 3月10日、鈴鹿サーキットで開幕した2018モータースポーツファン感謝デーに、フェラーリ640が初登場。元F1ドライバーのジャンカルロ・フィジケラが、往年のV12サウンドを響かせた。

 今年は、鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリ開催が30回目を迎えるのを記念して「Featuring Ferrari Formula1」というイベントが実施された。1987年、鈴鹿でのF1日本GPで優勝を飾ったマシンであるフェラーリF187と2006年モデルのフェラーリ248F1、そして鈴鹿ファン感には初登場となるフェラーリ640の3台が並べられた。

鈴鹿サーキットを走るフェラーリ640とジャンカルロ・フィジケラ
鈴鹿サーキットを走るフェラーリ640とジャンカルロ・フィジケラ

Photo by: Tomohiro Yoshita

 デモランではフィジケラが640に乗り込み、ジャン・アレジが248F1、ジュリアーノ・アレジがF187をドライブしたが、例年以上に冷え込んだこともあってかF187はエンジンの始動がうまくいかず走行を断念。父ジャンが乗った248F1も1周目の東ショートカット部分でストップしてしまった。

 ドライバーを務めたのは、4年連続で鈴鹿ファン感にゲスト来場しているジャン・アレジ、ジュリアーノ・アレジ親子と、元F1ドライバーのジャンカルロ・フィジケラ。日本でも人気のフェラーリF1マシンが走るとあって、寒い中にもかかわらずグランドスタンドを埋め尽くすほどのファンが集まった。

 それでもフィジケラが乗った640は快調で、1周目から全開に近いペースで走行。あの独特で甲高いフェラーリV12サウンドを披露した。

 フェラーリ640は1989年に参戦したマシンで、F1で初めてパドルシフト式のセミオートマティックトランスミッションが導入されたマシン。シーズン中はリタイアも少なくなかったがナイジェル・マンセル、ゲルハルト・ベルガーの2人で計3勝を挙げた。

 F1キャリアをフェラーリで終え、現在もファクトリードライバーとしてWECなどに参戦しているフィジケラは、「僕にとって昔からフェラーリのF1に乗るのが憧れだったし夢だった。それが2009年に叶って、本当に素晴らしいし、特別な時間だった」とコメント。今でも特別な思いがあるというフェラーリのF1マシンをドライブした。スタンドに集まった多くのファンも、滅多に聞けない3,500ccのV12サウンドを楽しんでいた。

 なお、このフェラーリのデモランは、明日11日も行われる。

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この記事について
シリーズ General
イベント名 鈴鹿モータースポーツファン感謝デー
サーキット 鈴鹿サーキット
記事タイプ 速報ニュース