音楽ライブとコラボしトヨタ・スバル車が疾走。DDDL2017開催
東京・お台場メガウェブのライドワン特設コース&ステージで『DREAM DRIVE DREAM LIVE2017』が行われた。








10月1日(日)東京・お台場メガウェブのライドワン特設コース&ステージで『DREAM DRIVE DREAM LIVE2017』が行われた。トヨタのレーシングカーと音楽のコラボレーションイベントで、今回で10回目の開催となる。毎年の恒例となりつつあるイベントだが、2017年はスバルのレーシングカーともコラボレーションし、より一層の盛り上がりをみせた。
このイベントには先月発表されたばかりのトヨタ新ブランドである『GR』シリーズの新型ヴィッツGRMNが登場しデモ走行を披露、ドライバーは藤田孝博が担当した。GRMNとは、ガズーレーシングを象徴する"GR"とマイスター・オブ・ニュルブルクリンクの略称"MN"が合わさってできたGR最高峰シリーズだ。その開発に役立てられているのはニュルブルクリンク24時間レースでの経験であり、今季その役割を果たしたレクサスRC(松井孝允)もイベントに参加。それに同じくニュルに挑戦していたスバルのWRX STI インプレッサ(2013年/山内英輝)が加わった。
アーティストがライブパフォーマンスをする中、レーシングカーたちがその前を走行するというコラボレーションライブでは、その3台が連なって走行した。序盤WRX STIがマシントラブルで停車してしまうアクシデントがあったが、最後はヴィッツGRMNが市販車ながら他の2台に引けを取らぬ走りを見せ、その2台追い抜かすというパフォーマンスをみせつけた。
トヨタが18年ぶりにWRC参戦復帰を果たしたということもあり、会場にはWRカーも勢ぞろいだった。かつてWRC(世界ラリー選手権)大活躍したWRCセリカST165 #3(岩瀬晏弘)やWRCセリカST185 #6(藤本吉郎)、さらにWRCスバルの代名詞と言えるインプレッサ555 WRC98(新井敏弘)が並んだ。
開始早々、レジェンドドライバーたちの運転により爆音とともにメガウェブの特設コースを疾走してみせた3台。なかなかラリーカーを身近で見ることのできないファンたちを楽しませた。
また1992年ル・マン24時間で2位となった#7 トヨタTS010(関谷正徳)が3.5リッターNAのサウンドをお台場中に轟かせて会場を盛り上げ、2013年スーパーGTで活躍したDENSO KOBELCO SC430(石浦宏明)はデモ走行とファンでもなかなか見ることのできないマシンに乗る前のルーティンを披露した。
イベント前のピットウォークではフォトセッションやファンサービス、車両展示がおこなわれ、ドライバーのファンやコアなクルマ好きたちが集まっていた。しかしライブにはアーティスト目当てのファンも来場。普段レーシングカーに触れないような人たちも音楽とレーシングカーのコラボレーションを楽しんでいる様子だった。
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