2021年motorsport.com日本版 『読み忘れ厳禁』珠玉の特集記事15選!
2021年のモータースポーツはF1の劇的なタイトル争い決着を筆頭に、大盛り上がりのうちに幕を下ろした。motorsport.comはニュース以外にも様々な特集記事を配信してきたが、その中から注目の15選をお届けしよう。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ホンダのF1参戦ラストイヤーとなった2021年。最終戦アブダビGPにおける劇的な展開とタイトル争いの決着が記憶に新しいが、2021年も間もなく終わりを迎え、2022年の始まりが迫っている。
motorsport.comでは今年も多数のニュースと特集記事を配信してきたが、読者から多くの注目を集めた記事は何だったのだろうか? アクセス数などから集計した“珠玉の15本”を紹介しよう。年末年始、特に新たな変異株の登場でステイホームを心がけている方などには、ぜひ特集をお楽しみいただきたい。
15.R35 GT-Rラストラン 第1回:本山哲「GT-Rは一番いい思いをさせてもらったクルマ」
2021スーパーGTシリーズ最終戦で、ひとつの時代が終りを告げた。R35の型式名で知られる日産GT-Rがラストレースを迎えたのだ。スーパーGTで3度王者に輝いた日産のレジェンドドライバー、本山哲に引退するGT-Rへの思いを語ってもらった。
14.F1歴代屈指の名車“ジョーダン191”誕生秘話……ホンダV12を積んでセナが乗ればタイトルを獲れた?
鮮やかなカラーリングに美しいフォルム……今も語り継がれるF1屈指の名車「ジョーダン191」。このマシンのテスト走行を担当していたのが、1970年代〜1980年代のグランプリシーンで活躍したジョン・ワトソンそのひとだが、彼は当時を振り返るインタビューに応えてくれた。
そして、ワトソンはジョーダン191について、アイルトン・セナに「アイルトン、このシャシーにそのエンジン(ホンダV12)を載せたら、君はチャンピオンになれる」と声をかけるほど高く評価していた。当時の誕生秘話は必見だ。
13.【スーパーGT】サクセスウエイトをどう積むか? 悩み抜いた末にスバルが編み出した“最適解”
日本における最高峰のレースシリーズであるスーパーGT。拮抗したエキサイティングな戦いの実現に一役買っているのが、”サクセスウエイト”制度と言えるが、その搭載方法などはあまり知られていない。
GT300クラスで61号車SUBARU BRZ R&D SPORTを走らせているスバル/STIはmotorsport.comの取材に対して、どのようにウエイトが搭載されているのかを詳しく説明してくれた。
12.スーパーフォーミュラのタイヤを横浜ゴムが解説! プロが着目する“良い使い方”のサインとは?
レーシングカーのタイヤは、走行後にそのトレッド面が大きく荒れており、レースの激しさを物語っている。ただ、具体的にどういった現象が起きているのか……素人目ではなかなか説明ができない。
タイヤのプロは、走行後のタイヤを見て何を読み解くのか? スーパーフォーミュラでタイヤをワンメイク供給する横浜ゴムに話を聞いた。
11.歴代日本人F1ドライバーの“初陣”を振り返る……角田裕毅は歴史を塗り替えるか?
2021年、F1で7年ぶりの日本人ドライバーが誕生。角田裕毅がアルファタウリ・ホンダからフル参戦を果たし、日本のファンからは多くの期待が寄せられた。
これまでF1の決勝レースには角田の前に17名の日本人ドライバーが参戦してきたが、そのF1デビュー戦を前に彼らの初陣の成績を振り返ってみた。
10.リカルドのシート合わせに密着! F1で快適な”座席”が重要なワケ
F1の新シーズンが始まる際、チームを移籍したドライバーにとって、初めに行なう大事なお仕事……それが「シート合わせ」だ。F1を追いかけていると何度も目にするこの“シート合わせ”。一体何を目指しているのか? マクラーレンへ移籍したリカルドのシート合わせから、改めてその意義を学んでみよう。
9.エントリー台数34の“戦国時代”……1991年のF1を彩った無得点チームたち:前編
今からちょうど30年前。F1には18ものチームが参戦しており、計34台のマシンがエントリーリストに名を連ねていた。しかし決勝グリッドに並ぶことができるマシンはそのうちの26台……下位チームにとって決勝進出のハードルは高いものだった。
この厳しい競争環境の中、最終的に6つのチームがポイントを獲得できずにシーズンを終えた。彼らの知られざる物語を覗いてみよう。
8.【F1長者番付】億万長者があちこちに! 世界有数の”大富豪”が集う世界一のモータースポーツ
他に類を見ないほどの資金を要するスポーツ、それがF1だ。世界的大企業によるスポンサード、石油産出国の王室からの資金、富豪ランキングに名を連ねる人物を親に持つドライバー……F1を囲む様々な人物の”長者番付”をチェック!
7.その悔しさが彼らを強くした……F1スターが初優勝を逃したレース10選
2021年のF1ロシアGPでは、終盤までランド・ノリス(マクラーレン)がトップを走行し、初優勝に迫っていた。しかし彼は終盤に降り出した雨に翻弄され、ピットインのタイミングを見誤り後退……初優勝のチャンスを逃すことになった。
これまでも初優勝を目前にしながらもチャンスを逃したドライバーは数多く存在してきたが、歴史に名を残すドライバーが初優勝を逃した10レースをピックアップ。
6.【F1メカ解説】度々浮上する”フレキシブルウイング”問題。FIAとF1チームの終わりなき戦い
コース上のドライバー同士の争い以外に、コース外での政治的な争いも、F1のひとつの華であることは確かだろう。テクニカルレギュレーションの隙間を縫ってライバルに先んじようとするチームと、それを阻止したいFIA……古くから続くこの構図は、2021年にも再び繰り返された。
2021年に問題となったフレキシブルウイングの問題は、20年以上前から続くモノだが、これまでのチームとFIAの戦いの歴史を紐解いてみよう。
5.ウェイン・レイニー再起の影に、フランク・ウイリアムズ卿の存在。半身不随で失意のレジェンドにかけた言葉
2021年11月末、ウイリアムズF1チームの創設者であるフランク・ウイリアムズがこの世を去った。事故による半身不随を抱えながらも、”車椅子の闘将”として戦い続けていた彼は、レース中のクラッシュによって同じく半身不随となったロードレース世界選手権のレジェンドライダー、ウェイン・レイニーの再起にも大きな影響を与えていた……レジェンドふたりの知られざる物語。
4.“SUGOの衝撃”から30年。当事者が語るミハエル・シューマッハー全日本F3000参戦のいきさつ
2020年にルイス・ハミルトンに並ばれるまで、F1の歴代タイトル獲得数で単独トップだったミハエル・シューマッハー。そのシューマッハーは、30年前に全日本F3000にスポット参戦し、いきなり2位に入り周囲を驚かせた。当時のチームルマン監督、本間勝久氏にシューマッハーのF3000参戦のいきさつを改めて訊いた。
3.“46”がMotoGPから去った日……現役引退レースの「明るい終わり方」にロッシの象徴を見る
MotoGPは1949年のシリーズ開始以来、いくつもの“世代”が積み重ねられてきた。そして2000年以降のMotoGPは間違いなく『バレンティーノ・ロッシ時代』だった。
そのバレンティーノ・ロッシが、26年に及ぶMotoGPでのキャリアを終えた。過去を見渡しても唯一無二といえるこのスーパースターの引退レースは、涙ではなく笑顔に包まれるという、彼らしい終わり方になった。長年MotoGPを取材してきた西村章氏の取材で、最終戦を追った。
2.F1引退を決めた中嶋悟。その心を晴らした本田宗一郎からの一言
日本人初のF1ドライバーとなった、中嶋悟。1987年から1991年まで80レースを戦った中嶋は、その最終年となった1991年の戦いの最中、複雑な胸中を抱えていた。そして、その心を晴らしたのはホンダの創業者である本田宗一郎氏のかけたある一言だった……。
1.F1は再び『走る実験室』になった。今季限りで撤退のホンダが、燃料とバッテリーの開発に込めた”未来”
かつては『走る実験室』と言われたF1……近年は市販車とF1に求められる技術の間で乖離が進み、F1は広告塔的な存在としての色合いが強くなっていた。
しかし、ホンダによると今のF1は再び”実験室”としての姿を取り戻しつつあるのだという。ホンダのF1パワーユニット(PU)開発を率いる、本田技術研究所 HRD Sakuraセンター長兼F1プロジェクトLPLの浅木泰昭氏が、世界のトレンドであるカーボンニュートラルやバッテリー技術といった、現在のF1における技術開発について語ってくれた。
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