スパ・フランコルシャンのマイエCEO死去に際し、FIA、ACO、モビリティランドが追悼のコメントを発表
スパ・フランコルシャンのナタリー・マイエCEOの逝去に対し、FIAやACO、そしてモビリティランドが、追悼のコメントを発表した。

8月15日(日)早朝、スパ・フランコルシャンのナタリー・マイエCEOが亡くなったことが、スパ・フランコルシャンの声明により明らかになった。現地の情報では、マイエCEOは夫に射殺されたとされており、その後夫も自殺したと伝えられている。
マイエCEOの突然の訃報を受け、関係団体からお悔やみのコメントが発表されている。
FIAは同団体のサイトに、次のようなコメントを掲載した。
「FIAは、ナタリー・マイエの悲劇的な死に接し、悲しんでいる」
「ナタリーは2016年からサーキット・オブ・スパ・フランコルシャンの最高経営責任者を務め、その間、FIAのチャンピオンシップを数多く開催する象徴的なレーストラックの主な開発を監督してきた」
「モータースポーツ・コミュニティ全体を代表し、彼女の家族や友人に追悼の意を表する」
またスパ6時間レースをシリーズの1戦として開催するWECの主催者であるACO(フランス西部自動車協会)のピエール・フィヨン会長も、次のようにコメントを発表した。
「我々はこの知らせに、特にショックを受け、動揺している。特にFIA世界耐久選手権に関しては、過去数年間にわたって定期的に連絡を取り合ってきた」
「ナタリーはモータースポーツに情熱を注いでおり、我々の目的を達成するために、努力を惜しまなかった。ACOを代表して、彼女の友人や家族、そしてスパ・フランコルシャンのスタッフに心からお悔やみを申し上げる。この困難な時期を乗り越えるため、我々はできる限りのサポートをしたいと思う」
またスパ・フランコルシャンと友好協定を締結している鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの田中薫社長も、コメントを発表している。
「この度のナタリー・マイエ氏の訃報に接し、深い悲しみを感じています。友好協定締結をはじめとして、両サーキットの人的文化的交流など、モータースポーツの魅力拡大への強いリーダーシップを発揮してくださいました。これまでの多大なる功績に感謝し、心より哀悼の意を表します」
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