Automotive

ローディン、F1超えの性能目指すハイブリッドハイパーカー“エフゼロ”の初テストを完了「他にはないクルマだ!」

ローディンの野心的なハイブリッドハイパーカー“FZERO”が、ニュージーランドのサーキットで初走行を実施した。

Stephen Lickorish

Stephen Lickorish

編集: 2023/12/07 11:57

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Rodin FZERO hypercar

 ニュージーランドに本拠地を置くローディン・カーズが、ハイパーカー“FZERO(エフゼロ)”のシェイクダウンを実施した。

 このハイパーカー計画は、昨年発表されたモノ。72度のバンク角を持つ4リッターV型10気筒ツインターボエンジン「RC.TEN」に、130kWの回生兼ブースト用のモーター/ジェネレータを組み合わせている。最高出力は9,500rpmで1,027ps、最大トルクは8.500rpmで700Nm、最大回転数は10,500rpmで、最高速度は360km/hに達すると予想されている。

 シャシー&ボディワーク共にカーボンコンポジット製。フロント、リヤ、フロアなどの空力パッケージで、合計4000kgのダウンフォースを発生させる。ローディンが目指すのは、F1マシン超えの走行パフォーマンスを実現することだ。

 ローディンは、2016年からこのFZEROの開発に着手。頓挫したロータスのカスタマーF1マシン”T125”プログラムを引き継いだことで、FZEROの開発計画は加速した。

 当初発表されていた通り、ローディンは2024年の到来を前にプロトタイプ・テストマシンでのシェイクダウンを完了。ローディン創設者のデビッド・ディッカーは、順調にテストをこなすことができたと語った。

「テストと開発には長い道のりがあるが、FZEROを初めて走らせて、このプログラムを実現するためにローディン・カーズの全員が成し遂げたことに大きな誇りを感じている」

「テストは非常に上手くいき、プログラムをこなすことができた」

「FZEROプロジェクトが次の段階に入り、我々はワクワクしている。本当に、これは他にはないクルマだ」

 また、ローディンでジェネラル・マネージャーを務めるエマ・ダンカンは、FZEROの初回テストはブランドにとって「極めて重要な進展」であり、「このクルマはエンジニアリングの卓越性を象徴するもので、まさに傑作だ」と付け加えた。

Rodin FZERO hypercar

Photo by: Rodin Cars

Rodin FZERO hypercar

関連ギャラリー:

 V10ツインターボエンジンの初期プロトタイプ2基は、イギリスのニール・ブラウン・エンジニアリングによって製造されたが、ローディンは現在、エンジン製造も完全に社内で行なうことを決めている。

 ローディンはRC.TENの自然吸気バージョンも開発中。このエンジンは他のモータースポーツプロジェクトにも応用される予定だ。

 このエンジンは、インディアナポリスで開催されるパフォーマンス・レーシング・インダストリーショーに出展される予定だ。

 ローディンはこの1年でモータースポーツへの関与を大幅に拡大。2023年シーズン開幕に先駆けて、FIA F2を始めとするジュニアカテゴリーで長年活躍するカーリンのシングルシーター事業を買収した。

 そしてローディンは、FIAが入札を行なった2025年からのF1新規参入に手を上げた組織のひとつだったが、申請が承認されることはなかった。彼らのF1計画では、少なくともひとりの女性ドライバーを起用することが含まれていた。

 なお、このFZEROでのレース参戦計画について尋ねられたディッカーは、以前次のように答えていた。

「我々が取り組んでいる面白いプロジェクトがいくつかあるが、今のところ話せないのだ」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 【ギャラリー】ニュージーランド発のハイパーカー、ローディン”エフゼロ”が初テストを実施

次の記事 ニューウェイ謹製のレッドブル初ハイパーカーRB17、自然吸気V10エンジン搭載へ。1万5000rpmまで”カチ回る”!

More from

Stephen Lickorish



FRECA王者スレイターが独走勝利。日本勢最上位は加藤大翔の5位|マカオGP FRワールドカップ予選レース

General

General 9 ヵ月前

FRECA王者スレイターが独走勝利。日本勢最上位は加藤大翔の5位|マカオGP FRワールドカップ予選レース



ル・マン優勝のクビサ、ギヤボックストラブルで「マシンは本当にギリギリだった」と明かす

WEC

WEC

24 Hours of Le Mans

2025/06/17

ル・マン優勝のクビサ、ギヤボックストラブルで「マシンは本当にギリギリだった」と明かす



フォード、レッドブルF1のPU開発ディレクターを2027年からのWECプロジェクト責任者に起用。シャシーはオレカに決定

WEC

WEC 2025/06/14

フォード、レッドブルF1のPU開発ディレクターを2027年からのWECプロジェクト責任者に起用。シャシーはオレカに決定

最新ニュース



痛恨の転倒ベッツェッキ「本当に辛い。ミスで転んでしまった」タイトル争いは33ポイント差に後退

MotoGP

MGP MotoGP

サンマリノGP

46 分前

痛恨の転倒ベッツェッキ「本当に辛い。ミスで転んでしまった」タイトル争いは33ポイント差に後退



ホンダ、F1パワーユニット開発体制を変更! 深尾洋一郎氏が新LPLに就任「次世代への技術継承を見据えた移行」

F1

F1 F1

スペインGP

1 時間前

ホンダ、F1パワーユニット開発体制を変更! 深尾洋一郎氏が新LPLに就任「次世代への技術継承を見据えた移行」



序盤の“2ポジション返還”がなければ、フェルスタッペンはマドリンク初代勝者になっていた? レッドブル代表は「今日は2位が最高の結果」と否定

F1

F1 F1

スペインGP

4 時間前

序盤の“2ポジション返還”がなければ、フェルスタッペンはマドリンク初代勝者になっていた? レッドブル代表は「今日は2位が最高の結果」と否定



タイトル争い首位浮上のマルケス、100点超の差縮める超絶追い上げは「ライバルからのプレゼントありき。甘美な味わい」

MotoGP

MGP MotoGP

サンマリノGP

4 時間前

タイトル争い首位浮上のマルケス、100点超の差縮める超絶追い上げは「ライバルからのプレゼントありき。甘美な味わい」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録