【F1】ハッキネン「メルセデスが印象的、フェラーリもなかなかだ」
鈴鹿モータースポーツファン感謝デーに訪れたミカ・ハッキネンは、先日バルセロナで行われたテストを視察したという。








1998年と1999年のF1ワールドチャンピオンであるミカ・ハッキネンが、鈴鹿サーキットで行われている『モータースポーツファン感謝デー』に登場した。
ハッキネンは、3月2日までスペインのカタルニア・サーキット(バルセロナ)で行われていたF1の合同テストを訪れたという。
「僕は3日目にバルセロナに行ったんだ」
ハッキネンはそう語る。
「今年は、メカニックもチームも、そしてドライバーもみんな笑顔なんだ。新しいマシンは、コーナーを全開でクリアできるからね」
「これまでは、ストレスが溜まるような走りを強いられていた。でも、今年はそうじゃない。期待してもらっていいと思うよ」
「ダウンフォースが増えた分、ストレートスピードは遅くなっている。しかし、コーナリングスピードは速くなっている。本当に、本当に速いよ。今年のF1は楽しめると思う」
そのテストで印象に残ったマシンについて、ハッキネンは迷うことなくメルセデスの名前を挙げた。
「僕はコーナーで見ていたんだけど、メルセデスはとても印象的だった。ブレーキングも、コーナリングも、安定している。バランスに優れているんだろう」
テストで好調だったフェラーリも、同列に見えたとハッキネンは評価している。
「フェラーリもなかなかのモノだったね。とにかく、メルセデスとフェラーリの2チームが、とても目立った。レッドブルはあと一歩という感じかな。とはいえ、まだまだ最初のテストだから、全開じゃない。注意が必要だと思うよ」
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この記事について
シリーズ | General |
イベント | 2017モータースポーツファン感謝デー |
ロケーション | 鈴鹿サーキット |
ドライバー | Mika Hakkinen |