FIAの年間表彰式、今年はルワンダで開催も感染症蔓延のリスク高まる……現時点では予定通り実施へ
FIAは毎年12月に各シリーズの年間上位者を対象に表彰式を行なっている。ただ今年はマーブルブルグ熱の発生によって、開催地のルワンダへの渡航を控えるよう通達が出ている状況にあるが、FIAは現時点では計画通りに進めているという。
All FIA Champions
写真:: FIA
毎年12月に各シリーズごとの上位者を集めて行なわれているFIAの年間表彰式。2024年はルワンダで行なわれる予定だが、現地で発生している感染症がネックとなっている。
FIAの表彰式にはチャンピオンシップの優勝者へトロフィーが授与される場であり、F1でもチャンピオンから上位3名は出席が義務付けられている。
2021年に物議を醸す形でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に敗れたルイス・ハミルトン(メルセデス)が表彰式を欠席し、罰金が課されたことも有名だろう。
しかし今年の表彰式は、前述のマーブルブルグ熱の発生によって、世界中からゲストなどを招く上で、課題に直面する可能性がある。マーブルブルグ熱はエボラ出血熱と類似した出血性疾患で、エボラ出血熱床となり治療法とワクチンは存在せず、致死率が非常に高くなっている。
10月8日にルワンダ保健省によって発表された最新の情報では、これまでに国内で58人の確定症例が認められており、死者は13名に上る。これはマーブルブルグ熱としては過去最大規模だ。
ルワンダ政府は現在、WHO(世界保健機関)と協同して対応に当たっており、次のように声明を発表した。
「WHOはアウトブレイクのリスクを、国レベルではとても高く、地域レベルでは高いと見積もっている。また世界レベルでは低いと評価している。流行の全容を解明するための調査が進んでおり、これらのリスク評価はより多くの情報が揃い次第、改められる」
「現在のリスク評価に基づいて、WHOはルワンダへの渡航、貿易制限をしないよう勧告する」
FIA flag
Photo by: Eric Gilbert
WHOは渡航禁止までは勧告しておらず、イギリス外務省も現時点では旅行者に対して、症状のある人との接触を避けるように促しているのみだ。ルワンダの主な観光地も、通常通りとなっている。
FIAのスポークスマンは、現時点では状況を監視しているものの、計画に影響はないとしている。
「我々はルワンダ保健省と協力して状況を注視している。現時点では、計画通りに進んでいる」とFIAのスポークスマンは言う。
マーブルブルグ熱はコウモリが感染源となっており、体液などによって人から人へも感染し、その他では寝具などの汚染によっても拡大される。
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