ハイパーカー新時代を迎えたWEC……あなたの意見を聞かせてください。「WEC世界ファン意識調査」がスタート

　今週末サルト・サーキットで開催される100周年のル・マン24時間レース。このル・マンも含めたWECの将来を形作るための調査がスタートしました。

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　フランス西部自動車クラブ（ACO）、ル・マン耐久マネジメント、FIA世界耐久選手権（FIA WEC）のプロモーター、そしてモータースポーツ・ネットワークは、世界中のモータースポーツファンの意見をお寄せいただくことを目的にした、2023年WEC世界ファン意識調査を開始しました。この調査は、モータースポーツデータの専門企業であるアイリススポーツによるデータ分析を活用します。

　WECのCEOであるフレデリック・ルキアンは、今回のファン調査の開始に伴い、次のようにコメントを寄せています。

「世界中のファンの皆さんが、我々のスポーツを形作っています。ル・マン24時間レースの100周年を祝い、新たなハイパーカーの時代を迎えるこの歴史的なレースの週末に、ファンの皆さんが何を考え、WECをどのように評価しているのかを理解したいと考えています。この調査は、ファンの皆さんにとってWECが魅力的で楽しいモノであり続けるために、今後どのように成長させていくのか、戦略的な決定を下すための最良の方法です。モータースポーツ・ネットワークの力を活用することで世界中のファンにリーチすることができ、ファンの皆さんがWECに何を求めているのか、そして将来的に改善すべきことについて、貴重な方向性を得ることができます」

Fans at Le Mans.

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　この意識調査は、2017年以来2回目の実施となります。モータースポーツ・ネットワークでは、2021年10月にF1、2022年2月にインディカー、さらに2022年の9月にはMotoGPのファン意識調査を実施。これら3つの調査では、世界197の国と地域にお住まいの、約33万人のファンの皆様から回答をお寄せいただきました。

　今回の調査は、ファンの皆さんに人気のあるドライバーやチーム、サーキットを調べるだけでなく、レース中継の視聴やサーキットでの観戦、メディアをどのように活用しているかなど、ファンの皆さんの傾向を知ることを目的にしています。eスポーツの成長に関する質問も含まれています。これにより、将来のWECを改善していくために役立てて参ります。

　モータースポーツ・ネットワークのプレジデントであり、世界ファン意識調査プロジェクトのリーダーを務めるジェームス・アレンも、次のようにコメントしました。

「世界中のWECファンの皆さんのご意見をお聞かせいただくのを、楽しみにしています。この数年の間の間に、F1、MotoGP、インディカーの大規模な調査を行ないました。主要なレースシリーズの所有者および主催者にとって、結果を羅針盤のように活用し、スポーツを未来に向けて進めていくという点で、この意識調査の重要性を我々は大いに理解しています」

「FIA WECとその象徴的なレースであるル・マン24時間は、世界で最も長く続いているモータースポーツのひとつです。2017年に前回の調査を行ないましたが、それ以降様々な部分が大きく変化しました。今は新しいハイパーカーによる、耐久レースの新しいエキサイティングな時代が始まったところです。調査の結果を楽しみにしています」