日本レース写真家協会の展覧会が六本木で開幕、“渾身の一枚”出揃う
日本レース写真家協会(JRPA)の写真展「COMPETITION」が、1月18日(木)から東京・六本木で開催されている。

F1をはじめ国内外のモータースポーツシーンで活躍するフォトグラファーの団体「日本レース写真家協会(通称JRPA)」の写真展「COMPETITION」が、18日から東京・六本木にある「AXIS GALLERY SYMPOSIA」で開幕した。
今年もJRPA会員のフォトグラファーが2017シーズンに撮影した渾身の一枚がパネル展示され、F1やWRC、MotoGPに鈴鹿8耐と国内外の様々なカテゴリーの写真がズラリと並んでいる。昨年は「人」にフォーカスを当てた展示となっていたが、今年は各会員のベストショットが集められ、躍動感ある写真から2017シーズンの象徴的なシーンを収めた1枚などが展示されている。
一般公開に先立ち、17日夜にはレセプションパーティーが行われ、関係者らが出席。その中で毎年恒例となっている「JRPAアワード」の表彰が行われ、大賞の横浜ゴム、特別賞のハルク・プロに記念品など贈られた。なお「JRPAアワード栄誉賞」に輝いた佐藤琢磨は、現在アメリカで2018シーズンに向けテストに臨んでおり、29日に出演予定のトークショーで栄誉賞の授与が行われるとのことだ。
2016年シーズンからアマチュアフォトグラファーを対象に開催されている「モータースポーツ写真コンテスト」の表彰式も開催。今回は2輪部門と4輪部門でグランプリが選ばれ、2輪ではたるみかずおさんの「炎の舞」が選ばれ、4輪では武川敏和さんの「1,000キロ一番乗り」がグランプリを獲得。JRPAの小林稔会長から表彰状と副賞のカメラなどが贈られた。
会場内には、各部門のグランプリと入賞者の作品の計10点も一緒に展示され、一般公開されている。
2018年のJRPA写真展「COMPETITION」の東京会場は1月18日(木)〜29日(月)まで東京・六本木にある「AXIS GALLERY SYMPOSIA」で開催。20日と27日には、展示さている写真を撮影したJRPA会員が、その撮影コンセプトやテクニックなどを紹介する「ギャラリートーク」が開催される他、モータースポーツでの撮影術や撮影秘話を語るトークショーなども予定されている。ギャラリートークは各日15時から、トークショーは各日17時30分から開催される。
アマチュアフォトグラファーのみならず、モータースポーツファンにとっては是非足を運んでおきたい必見いイベントだ。
この記事について
シリーズ | General |
イベント | 写真展「COMPETITION」 |
執筆者 | Tomohiro Yoshita |