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ジャン・トッドに代わるFIA新会長にモハメド・ベン・スレイエムが就任。元ラリードライバー、中東からは初の選出

FIAの新会長にモハメド・ベン・スレイエムが選出され、12年にわたって同職を務めたジャン・トッドの後任となった。

Mohammed ben Sulayem, President EMSO (UAE)

Andy Hone / Motorsport Images

 12月17日に行なわれたFIA総会の中で、3期12年にわたって会長職を務めてきたジャン・トッドの後任を決めるための投票が行なわれた。その結果、モハメド・ベン・スレイエムが新会長に選出された。

 ベン・スレイエムは61.6%の票を獲得。トッドの下でスポーツ担当の副会長を務めていたグラハム・ストーカー氏を退けた。

 かつてラリードライバーとしてキャリアを積んだベン・スレイエムは、FIA中東ラリー選手権を14度制した実績を持つ。その後はFIAのスポーツ担当副会長を務め、FIA世界モータースポーツ評議会にも選出された。また、2009年のF1アブダビGP初開催にも尽力した。

 またベン・スレイエムはアラブ人だが、ヨーロッパ出身以外でFIA会長となるケースは初めてだ。こういった点からも、FIAが過去の伝統から脱却しようとしていることが伺える。

 ベン・スレイエムは自身のTwitterを更新し、次のように述べた。

「FIAの会長に選出され、本当に光栄に思う」

「皆さんに本当に感謝したい。私をここまで信頼してくれたことに関しては恐れ多い。全メンバーの利益のために運営をしていくと誓う」

「またジャン・トッドの12年間にわたるリーダーシップに敬意を表し、グラハム・ストーカーの選挙活動も賞賛したい。連盟の発展を目指す全ての人々と協力することを楽しみにしている」

 また退任するトッドは、「ひとつの時代が終わりを告げた」として、こう続けた。

「この12年間、モータースポーツ並びに安全で持続可能なモビリティという分野において、我々は大きな成功を収めたと言える。私たちのチームメンバー、事務局らの揺るぎない献身と熱意に心から感謝したい」

「モハメドのFIA会長就任を祝福すると共に、彼と彼のチーム、そしてFIAの今後数年間に渡る成功を祈る」

 ベン・スレイエムは、motorsport.comが7月に実施した『Thinking Forward』のインタビューの中で、モータースポーツ人口を増やすために、手頃な価格で参戦できる地域選手権の開催などを目標に挙げていた。その際彼は「若いドライバーのために、より良い道を作るつもりだ。前会長がやったことを繰り返すだけではうまくいかない。課題はそれぞれ異なっているのだ」とコメントしていた。

 
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