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ベン・スレイエムFIA会長、会長任期の撤廃を求め改訂案を提案「すべてのFIA機関の任期に整合性を確立するため」

FIAのモハメド・ベン・スレイエム会長は、FIAの会長職を最長で12年しか務められない現在の規定を撤廃することを目指している。

Mohammed Ben Sulayem, FIA President

Mohammed Ben Sulayem, FIA President

写真:: Dom Romney / Motorsport Images

 FIAのモハメド・ベン・スレイエム会長は、FIAの会長の任期の上限を定めた現在の条項を撤廃すべきだと提案した。

 ベン・スレイエム会長は昨年行なわれた会長選挙で無投票で当選を果たし、現在2期目を務めている。ただ現在の規定では、会長の任期は最長で3期まで……つまり12年が上限と定められている。

 BBCスポーツが最初に報じ、motorsport.comでも確認できたところによれば、ベン・スレイエム会長はこの任期の上限を定めた条項の撤廃を求めているようだ。これが実現すれば、ベン・スレイエム会長は自ら辞意を決意するまで、会長職に留まることができるようになる。

 昨年行なわれた会長選も、議論の的になった。会長に立候補するためには、7人の副会長候補を指名しなければいけないことになっている。FIAの定めでは、欧州から2名、それ以外の地域から1名ずつとされているが、南米において副会長の資格を持つのはファビアナ・エクレストンただひとりだけであった。

 元FIAスチュワードのティム・メイヤー、レーシングドライバーのローラ・ヴィラール、ジャーナリストのヴィルジニー・フィリポが、ベン・スレイエムの対抗馬として出馬の意向を示したものの、南米の副会長を指名できなかったことで立候補すらできず。ヴィラール氏はこの選挙プロセスを問題視して、FIAを相手取って訴訟を起こしている。

 なお会長の任期制限は、ジャン・トッドがFIAの会長を務めていた時代に規則に明記された。それ以前はマックス・モズレーが16年、ジャン=マリー・バレストルが8年、それぞれFIA会長職を務めた。

 motorsport.comがFIAにコメントを求めたところ、広報担当者はこの件について、FIAの世界評議会や上院における他の選挙で選出されるポストとの整合性を取るための内容であると説明した。

「現在、世界評議会および総会に存在しているモノと同様に、FIAの全ての機関における任期について、一貫したアプローチを確立するための提案が提出されている」

「この提案は、世界評議会および総会の承認を受ける必要がある。FIAの各機関は、役職者を民主的に選出する完全な権限を保持している」

 会長の任期制限の撤廃を含むFIAの規定の変更案は、次の総会で採決にかけられる予定となっている。

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