Motorsport Networkがヘイマーケット社のモータースポーツ事業を買収

Motorsport.comを手がけるMotorsport Networkは、Autosport.comなどヘイマーケット社のモータースポーツ事業買収を発表する。

2016年10月6日、フロリダ州マイアミ:Motorsport.comとMotor1.comを手がけるMotorsport Networkは、ヘイマーケットが手がけてきたモータースポーツ関連の出版、写真、イベントなど、6つのビジネス事業を買収したことを発表した。

 今回買収した中には、国際的にも高く評価されているモータースポーツ情報サイトのAutosport.comも含まれる。

 このサイトは、姉妹ビジネスのAutosport誌から発展した。Autosport誌は1950年から出版されている週刊誌で、F1世界選手権の誕生から歩みを共にしてきた。

 さらにMotorsport Networkは、月刊誌『F1 Racing』も買収。『F1 Racing』は9カ国語、15のエディションで発行され、世界60カ国で発売されている。

 その写真はLAT Photographicが担当。1895年から現在までの豊富なアーカイブを保持し、さらには画像制作サービスやスタジオ設備も保持している。

 Autosportのブランドは、Autosportインナーナショナル・レーシングカーショーの開催や、モータースポーツ界のアカデミー賞とも言えるAutosportアワードなどのイベントも展開しており、今回はこれも買収した。

 Motorsport Networkによる買収は、ヘイマーケット社のモータースポーツ事業の伝統を守っていくことを条件に合意されている。そして、そのファンやフォロワー、そして顧客は、世界で最も愛されているレースのウェブサイト、雑誌、イベントを、今後も変わりなく楽しむことができる。

 Motosport.comとMotor1.comのブランドは、16の言語で、22カ国のバージョンが配信されている。そして、毎月7500万人のファンが利用している。

 Motorsport Networkの成功は、3つの基本理念によって構築された、ひとつは各国の言葉で視聴者に向き合うこと、パッケージング及びユニークなコンテンツをデジタルで接続する視聴者に届けること。そしてこれらとともに、世界中のファンと繋がるための豊富な製品とサービスを提供することである。

 今回の買収により、Motorsport Networkはヘイマーケット社の長い伝統と比類なきメディアの資産を受け継ぐことになる。これを活かして、デジタル、放送、ソーシャルネットワーク、マーチャンダイズ、ライセンスビジネス、ゲームなどの分野全般で、車やモータースポーツのソリューションを提供していきたい。

 ヘイマーケット・メディア・グループのCEO、ケビン・コステロは「ヘイマーケット社は半世紀にわたってモータースポーツ事業に取り組んできた。設立当初からモータースポーツ事業の育成に取り組み、このカテゴリーでは世界を率いる存在となった」と語った。

「しかしながらMotorsport Networkは、投資と開発によって、このビジネスを次の段階に引き上げるのにふさわしい人々だ」

 ヘイマーケット社のモータースポーツ事業の買収・統合を率いたのはMotorsport Network ザック・ブラウン会長である。ブラウンは「ヘイマーケットが、数十年に渡って成長させてきた事業の買収という出来事で、この業界にいる誰もが、我々の決意を認識するだろう」と語った。

「Autosportの全ての優れた点と、姉妹企業は保持していくつもりだ」

「投資によるサポートと、我々のダイナミックな組織文化や、若いファンをモータースポーツに引きつける成長力との整合によって、ふたつの組織が融合し、我々のスタッフとクライアントに魅力的な機会を提供する」

「この買収はより広範な統合戦略の一環であり、モータースポーツ全体で見られる、極めて重要な一連の変化と関連するものである」

 Motorsport Networkは放送部門の拡大の発表を予定していたが、今回のヘイマーケット社のブランド、権利、事業が加わったことにより今後の予定に変更が生じた。これについては追ってご報告します。

 

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この記事について
シリーズ General
イベント名 Motorsport.com announcements
記事タイプ Motorsport.comニュース