Motorsport Network、経営陣にWRCの元CEOオリバー・シースラを迎え入れ体制強化
Motorsport Networkは、WRC(世界ラリー選手権)のCEOを務めた経験を持つオリバー・シースラが、経営陣に加わることを発表した。
写真:: Motorsport.com
レース業界、自動車業界の市場をリードするデジタルプラットフォームであるMotorsport Networkは2020年10月7日、オリバー・シースラがレース事業部とライブ事業部の最高経営責任者(CEO)に就任したことを発表した。また彼はMotorsport Network Germanyのマネージングディレクターも兼務する。
シースラはFIA世界ラリー選手権(WRC)の商業面を担うWRCプロモーターのCEOを8年間務めた経験を持ち、商業面、運営面でリーダーシップを発揮してきた実績がある。彼はMotorsport Networkの膨大な視聴者による収益構造を次のステージへと引き上げるための理想的な人物と言えるだろう。
またシースラはWRCプロモーターのCEOに就任する以前にも、スポーツ業界やメディア業界で様々な経験を積んできた。スポーツにおける権利関係の代理店である『Sportfive』では、イングランドのプレミアリーグやイタリアのセリエAなど、欧州サッカーに関するマーケティングを担当。マネージングディレクターを務めた『Sportsman Media Group』では様々なリーグや連盟の権利関係を取引し、ライブストリーミング事業にも関わった。
Motorsport Networkのグローバルビジネスにはレース、自動車、ライブ・イベント、番組制作、ゲーム・eスポーツという5つの柱があり、世界中で約600人の従業員を雇用している。シースラはそのうちレース事業とライブ事業を担当し、ロンドンとミュンヘンのオフィスを拠点に活動していく。
この発表に際し、シースラは次のようにコメントした。
「今日のMotorsport Networkは、既に世界のモータースポーツと自動車産業に置いてデジタル面で代表的な存在となっており、広告とブランディングの大きなチャンスを提供している」
「ネットワーク効果をさらに高め、ビジネスを追加・統合し、マーケティングを拡大しながら組織を成長させていくことは、とてつもなくエキサイティングな仕事だ。私に信頼を置いてくれていることに感謝しているし、経験豊富な仲間たちと仕事ができることを楽しみにしている。私自身の経歴とネットワークを活かせば、このエキサイティングな事業の可能性を引き出すのに最大限貢献できると思っている」
また、Motorsport NetworkのCOO(最高執行責任者)であるメユール・カパディアはこう語った。
「Motorsport Networkに加わるオリバーを心より歓迎したい。Motorsport.comを含む我々のレース部門、そして急成長中のライブ及びチケット部門は、オリバーの長年の経験と起業家精神からすぐに恩恵を受けられるだろう。そして、彼の意欲的なリーダーシップは、組織と事業の急速な発展を促してくれるはずだ」
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