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NISMO FESTIVAL閉幕。”来年こそ”……雪辱誓った日産勢「ファンの応援が大きな力に」

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NISMO FESTIVAL閉幕。”来年こそ”……雪辱誓った日産勢「ファンの応援が大きな力に」
執筆:
2019/12/08 10:12

12月8日、富士スピードウェイで『NISMO FESTIVAL 2019』が開催され、日産のドライバーや監督が集結。ファンとの交流が行なわれた。

 12月8日、日産のモータースポーツ活動を担う「NISMO」が主催する『NISMO FESTIVAL 2019』が富士スピードウェイで開催された。数多くの走行イベントや展示が行なわれ、集まった2万8千人のファンを魅了した。

 今年は、日産にとってアイコン的な存在のスポーツカー、「GT-R」「フェアレディZ」が登場してから50周年ということもあり、それを記念した走行イベントや展示が多く行なわれた。

 ニッサン・モータースポーツ・ヘリテージランでは、輝かしい歴史を残してきた日産の歴代「スカイラインGT-R」「フェアレディZ」「ニッサンGT-R」のレーシングマシンが走行。『SKYLINE 2000GT-R』や『FAIRLADY 240ZG』、『SKYLINE 2000 GT-R RACING CONCEPT』と言った1970年前後の車両もサーキットを駆け抜けた。

 また、今年のニスモフェスティバルは、例年早い時間に行なわれていたレーシングカー同乗走行とサーキットサファリがお昼の時間帯に実施された。プロのレーシングドライバーがドライブするマシンの助手席に乗ってコースを周回できる同乗走行は大人気。当日朝から行なわれた抽選に当選した幸運なファンがスリルを味わった。

 なお、今回は日産リーフをベースに作られた電動レーシングカー『NISSAN LEAF NISMO RC』の同乗走行も実施された。僭越ながら筆者もこのマシンの同乗体験をさせていただいたが、ピットレーンからコースに合流する際の強烈な加速に圧倒された。トップスピードなどはGT3マシンに敵わなかったが、松田次生のドライビングの下、コーナー出口などの加速ではGT3マシンに食らいつくあたりはさすが電気自動車といったところだろうか。

 GT500車両やGT3マシンよりも走る姿が貴重と言えるかもしれないマシンなだけに、同乗走行が当選したファンにとっても貴重な体験となっただろう。

■NISMO GP、ガチンコレースかと思いきや……

 イベントのトリを飾ったのは、毎年恒例の『NISMO GP』。スーパーGTのGT500クラス、GT300クラス、スーパー耐久のST-Xクラス、ST-3クラスで今シーズンを戦った15台が集結し、エキシビジョンレースを行なった。

 なお、GT500クラスはピットインしドライバーを交代する義務があり、GT300クラスやST-Xクラスはピットレーンを通過する義務が設けられた。

 まずはポールポジションの#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)がトップをキープするが、#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹)がアドバンコーナーでインに飛び込み、先頭で1周目を終えた。

 ところが、2周目の1コーナーで12号車を交わして23号車がトップを取り返すとそのままリードを拡大、2番手には#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平)が続いた。

 各車続々とピット作業を消化。3号車は平手から本山哲にドライバー交代した。本山は、今回残念ながらイベントに参加できなかったフレデリック・マコヴィッキィのピンチヒッターとして、1年ぶりにGT500クラスのGT-Rに乗り込んだ。

 トップを走る23号車のロニー・クインタレッリとの差を少しずつ詰めていった本山だが、#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(ヤン・マーデンボロー)がそれをさらに上回る猛追を見せる。ピットストップ前は4番手だった24号車だが、ファイナルラップの100Rで3号車をパスし、2番手まで浮上した。

 12周のレースをトップでチェッカーを受けたのは23号車。2位に24号車という結果となったが、マーデンボローはピットアウトの際に”アクセル全開”。時速115kmという猛スピードでピットロードを疾走していたようだ。

 通常ならレースコントロールから厳罰が下されるところだが、イベントレースということもあって、ペナルティもご愛嬌。今回は『ファンに私物をプレゼント』することが、マーデンボローに命じられ、ファンにとっては嬉しい罰となった。マーデンボローは「ゴメンナサイ! 古いグローブをあげるよ。集まってくれたみんなの情熱に感謝している。アリガトウゴザイマシタ」とコメントした。

 GT300クラスでは、トップを走っていた#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸)がファイナルラップにスロー走行するという波乱も。ガス欠となってしまったのか、ピットレーンでマシンを止めてチェッカーを受けられなかった。これにより#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(平峰一貴)がクラストップとなった。

 ST-Xクラスは#1 GTNET GT3 GT-Rが優勝。ST-3クラスは#15 OKABE JIDOSHA Z34が優勝している。

■来年こそは……来季のスーパーGTで雪辱誓う

 イベントのフィナーレで挨拶を行なったニスモの片桐隆夫社長は、スーパーGTでの王座奪還を改めて誓い、応援してくれるファンに向けて感謝を述べた。

「昨年のこの場で『GT500で必ず雪辱を果たします』という話をさせていただきました。それを実現できず本当に申し訳ありませんでした」

「来年こそはという強い気持ちを持ち、各チーム・スタッフ全員が新しい戦略や体制に取り組み、ハード面では新しいエンジンやマシンの開発が鋭意行なわれております。なんとか来年は雪辱を果たしたいと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします」

「日産自動車は色々な問題が起き、皆様にご心配とご迷惑をおかけしました。新しい体制になり、再スタートを切りました。日産のモータースポーツに関わる我々一同、とにかく日産を元気にするために良い走りを見せることに徹していきたいと思います」

「どんな時も、ファンの皆様がいてくれて、本当に大きな力をもらっております。本当にありがとうございました。来年も全力で頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします」

 全てのイベントプログラムが終わった後になっても、スタンドの日産応援団はフラッグを振り続け、ドライバーたちも手を振ってそれに応えていた姿が印象的だった。

 GT500クラスに新型車両が導入される来季、どんな走りを見せるか注目だ。

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この記事について

シリーズ General
イベント NISMO FESTIVAL
サブイベント Event
執筆者 松本 和己