3年ぶりにNISMO FESTIVAL開催! 快晴の富士スピードウェイに多くの日産ファン集う
2019年以来の開催となる第23回NISMO FESTIVALが富士スピードウェイで開催。多くのファンが早朝からサーキットに集った。
写真:: Motorsport.com / Japan
12月4日、『NISMO FESTIVAL 2022』が富士スピードウェイで3年ぶりに開催された。
シーズンを戦ったニッサン系ドライバーやチーム監督、マシンが集結し、ファンとの交流を深めるこのイベントだが、コロナ禍の影響もあって2019年以来、3年ぶりの開催となった。
朝から富士山の姿がくっきりと見えるほどの快晴の中、多くのファンが朝からサーキットに詰めかけた。
恒例となっているNISMOロードカーのパレードランで幕開け。今年からノートオーラNISMOも加わり、130台を超える豪華なパレードを終えたあとは、駐車場に一堂に会しオーナーたちが交流を深めていた。
パドックには日産/ニスモに関係のある多数のメーカーやスポンサー、チームなどが出展。冬の寒さを吹き飛ばすほどの熱気で溢れていた。
今季のスーパーGT GT500クラスのチャンピオンにも輝いたIMPULブースには長い列が出来たほか、スーパー耐久で活躍するGTNETブースにGT-R GT3の展示に加え、メカニック募集の看板が。話を伺ってみると、11時前の段階ですでに1名希望者が訪れているとのこと。興味がある方はブースを訪れてみてはいかがだろうか。
昼前には、イベントに出演する監督、ドライバーがメインストレートに勢揃い。日産のフォーミュラEドライバーとなったサッシャ・フェネストラズも加わり、グランドスタンドのファンに手を振る中、今年応援してくれたファンへの感謝の意を表す『ウェルカムセレモニー』が行なわれた。
スーパーGT GT500日産系チーム総監督/ニスモCOOの松村基宏氏は、今回のNISMO FESTIVALは様々な意味で特別だと話し、応援してくれたファンに感謝を伝えた。
「今日は長らくお待たせしたNISMO FESTIVALにご来場くださいまして、本当にありがとうございます。本年は23回目のNISMO FESTIVALであるのと合わせて、高橋国光さんが亡くなられた記念のフェスティバルでもあります」
「今年のフェアレディZ GT500は残念ながら昨年亡くなられた鈴木豊がチーフエンジニアとして設計したクルマになります」
「ファンの皆様の応援もありまして、シリーズチャンピオンを27年ぶりにIMPULチームが獲ることができました。2位には3号車が入り、GT300も56号車がチャンピオン、2位には10号車が入りました」
「さらにはスーパー耐久でもST-Xクラスでヘルム・レーシングのクルマがチャンピオンを獲ったということで、大変喜ばしいシーズンとなりました」
「今日は寒い中、お集まりいただいたわけですが、皆様に精一杯楽しんでいただけるよう私共頑張りますので、よろしくお願いいたします」
また、選手を代表して挨拶した松田次生は「すごくいい天気で、3年ぶりにファンの皆さんの前でファンイベントができることを本当に嬉しく思っています」と笑顔で語った。
「27年ぶりにIMPULがタイトルを獲りまして、新型車両でチャンピオンを獲るというGTでの伝説をしっかり守りました。ここにいるドライバーみんなが素晴らしいレースが出来たことは日産/NISMOの開発の皆さんのおかげだと思っています」
「今日は思う存分、フェスティバルを楽しんでいってください!」
なおイベントの様子は、NISMOの公式YouTubeチャンネルで配信中。現地参加出来ないファンの方も、そちらでイベントを楽しんでみてはいかがだろうか。
→『NISMO FESTIVAL 2022』フォトギャラリー
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