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老若男女が全力で遊んだ! 給食タイムあり、そしてまさかのハプニングも……大湯都史樹プロデュース『カートで運動会』に潜入

レーシングドライバー、大湯都史樹がプロデュースするイベント『カートであそぼう うんどうかい』。新東京サーキットで行なわれた第2回のイベントに潜入した。

カートであそぼう うんどうかい in 新東京サーキット

写真:: Motorsport.com / Japan

 より多くの人にカートを楽しんでもらい、レーシングドライバーのすごさやモータースポーツの楽しさを知って欲しい……そんな想いの下、レーシングドライバー大湯都史樹がプロデュースしたイベント『カートであそぼう うんどうかい』。6月5日に神戸で行なわれたイベントに続き、6月12日には千葉の新東京サーキットでも開催されたが、12日のイベントにmotorsport.comが潜入した。

 このイベントは、午前に行なわれるカートを使った運動会競技と、午後に行なわれる耐久レースで構成されるチーム対抗戦。“プロデューサー”の大湯と、彼のスーパーGTでのチームメイトである笹原右京のふたりがデモンストレーション等で場を盛り上げた。今回は定員いっぱいの102名がエントリーし、競技に出場しない観客も含めると、参加者は約150名に達したという。

 会場にはカート“ガチ勢”から未経験者まで、老若男女を問わず幅広い層が集まった。何人かの参加者に話を聞くと、その参加動機は実に様々。日本を代表するトップドライバーふたりが来場するカートイベントが開催されると知り、知人同士で誘い合わせて参加した男性グループ、知人に連れられて行ったサーキットで大湯のファンとなり、応援に駆け付けた女性、さらにはひょんなことからYouTubeの“おすすめ”欄を通してたまたま大湯の動画にたどり着いたことが参加のきっかけだという者もいた。

 イベントはラジオ体操とブリーフィングからスタート。今回はカートに乗るのが初めてという参加者も多く、カートの基本的な乗り方や操作方法、注意点に関するレクチャーが行なわれた。

まずカートの乗り方からレクチャー

まずカートの乗り方からレクチャー

Photo by: Motorsport.com / Japan

走行前にラジオ体操

走行前にラジオ体操

Photo by: Motorsport.com / Japan

 続くウォームアップ走行では、笹原、大湯の先導の下でまず初心者からコースへ。直前に降った雨の影響でコースは若干濡れていたため、それぞれが慎重にコースを周回していった。

初心者にとって、初カートがダンプコンディションは「ハードル高いっすよね!」と笹原

初心者にとって、初カートがダンプコンディションは「ハードル高いっすよね!」と笹原

Photo by: Motorsport.com / Japan

 その後、いよいよ運動会種目へ。『大豆を運べ! 箸さばき』は、カートで1周した後に特設スペースへ移動し、箸で大豆を移し替えるという競技。ここでは笹原がデモンストレーションを担当したが、レーシングスーツ姿のドライバーの全力疾走からの箸さばきは非常にシュール……参加者たちも、グローブ越しに箸を使うことにかなり苦しんでいた様子だった。

シュールな光景(1)

シュールな光景(1)

Photo by: Motorsport.com / Japan

シュールな光景(2)

シュールな光景(2)

Photo by: Motorsport.com / Japan

 続く競技は『マニアは誰だ! 大湯&笹原クイズ』。これまたカートで1周後、笹原と大湯に関する問題に答えるというものだが、スーパーGTやスーパーフォーミュラを観ている者なら簡単に答えられるであろう問題から、「FIA F4で笹原、大湯、角田裕毅とチームメイトだったのは?」という少々マニア向けの問題まであった。(正解は大滝拓也)

 その後は、コース上に置かれたタイヤをカートで“キック”してその距離を競う競技や、1周のラップタイムがぴったり100秒となることを目指す競技など、バラエティ豊かな種目が用意された。ラップタイムを100秒に調整するため、最終コーナー付近で各車がスローダウンする様はまさにF1の“トラフィックパラダイス”といった光景だった。

トラフィックパラダイス(?)

トラフィックパラダイス(?)

Photo by: Motorsport.com / Japan

 運動会種目が終わり、お待ちかねの“給食タイム”。大湯の父・晃弘氏が代表を務め、今回のイベントにも協賛している企業『TANZEN』からカレーうどんが振る舞われ、大湯と笹原もエプロンと三角巾姿で“給食委員”に扮して自ら給食を手渡した。筆者もこのカレーうどんをいただいたが、だしの旨みと程よい辛さがクセになる一杯であった。

エプロン姿でも“ファンサ”は忘れない

エプロン姿でも“ファンサ”は忘れない

Photo by: Motorsport.com / Japan

筆者が物撮りの絶望的な下手さを実感した1枚(カレーうどん)

筆者が物撮りの絶望的な下手さを実感した1枚(カレーうどん)

Photo by: Motorsport.com / Japan

 午後の耐久レース(150分)は晴れ模様で14時10分頃にスタートしたが、途中で雨が降るとの予報。雨はいつやってくるのか……と考える暇もなく、スタートから10分足らずで猛烈な雨が降ってきた。まさに“バケツをひっくり返したような”、という表現がぴったりなゲリラ豪雨で、レースは赤旗中断となった。ただ、天候が回復するまでの待ち時間にも臨時のサイン会が実施されるなど、ファンを楽しませるための工夫がなされた。

サーキットはゲリラ豪雨に見舞われた

サーキットはゲリラ豪雨に見舞われた

Photo by: Motorsport.com / Japan

 レースは15時に再開。あまりにも速すぎるチームには『ピットイン後、笹原にじゃんけんで4回連続勝利するまでコースインできない』といった理不尽ハンデが課されたりと、どのチームにチャンスが巡ってくるか分からない展開で最後まで盛り上がりを見せた。

 また耐久レースと同時進行で、2シーターのカートによる同乗走行も実施。大湯はストレートでウィービングしたり、激しいコーナリングを見せる茶目っ気も見せたが、これを体験したファンは「超怖かったけど楽しかった。どこにどの車が走っているかを全部把握しているのがすごい」と目を丸くしていた。

同乗走行で茶目っ気を見せる大湯

同乗走行で茶目っ気を見せる大湯

Photo by: Motorsport.com / Japan

 耐久レースは16時半にチェッカー。その後は豪華景品がプレゼントされる表彰式やビンゴ大会も行なわれ、大盛況のうちに終了となった。

チェッカー後の花道は耐久レースの醍醐味

チェッカー後の花道は耐久レースの醍醐味

Photo by: Motorsport.com / Japan

 大湯は今後に向けて様々なイベントの企画・構想をしているようだが、今回取材した参加者からは、「次回のイベントにはレースクイーンの方々を……」「レース以外にも、お話し会やオフ会のようなイベントにも参加したい」といった声が聞かれた。これらに関しては筆者が責任を持ってプロデューサーにフィードバックしたいと思う。

 
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