悲願の開催を目指すラリージャパン、セレモニアルスタートは豊田スタジアムで実施!
ラリージャパン事務局は1月14日、東京オートサロンでWRC日本ラウンドについての記者発表を行ない、大会コンセプトやセレモニアルスタートの実施場所など、開催概要を明らかにした。
写真:: Motorsport.com / Japan
2020年に復活が決定しながらも、コロナ禍の影響で未だ開催が実現していないWRC(世界ラリー選手権)の日本ラウンド。今年こそ開催するべく準備を進めているラリージャパン事務局は、1月14日に東京オートサロンで記者発表を行ない、大会コンセプトなどを明らかにした。
『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』のPRコーナーには、開催地となる豊田市、岡崎市、新城市、設楽町、恵那市、中津川市の各市町のブースが出展された他、ラリージャパンのタイトルスポンサーであるフォーラムエイトの安全運転シミュレータが設置された。
さらに、トヨタのヤリスWRCをはじめ、これまでWRCを戦ってきたWRCマシン総勢5台も展示されている。
記者発表には、ラリージャパン実行委員会の鈴木賢志会長が登壇。ラリージャパン2022の開催概要を説明した。
11月10日~13日にWRC最終戦として開催が予定されている『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』。現在は、コースや観客エリアの詳細設定などを検討しているところだという。FIAやWRCプロモーターと調整した上、「おそらく6月以降に皆さんにお伝えできると思います」と鈴木会長は語った。
これまではラリーHQやサービスパークが置かれる予定としていた愛・地球博記念公園(モリコロパーク)が、大規模修繕によって使えなくなってしまったものの、「いろいろなスペシャルステージを用意しているので、迫力のある走りをお見せできると思います」と鈴木会長は自信を見せた。
ラリージャパン2022のコンセプトは、”お祭りと応援”。ラリーファンフェスタとして、食べ物や自動車展示などを各地方自治体と協力し、実施していくという。宍戸竜二氏が手がけたラリージャパン2022のイメージイラストは、そうした魅力を表現した実にカラフルなモノになっている。
ラリージャパン2022のイメージイラスト
Photo by: Motorsport.com / Japan
さらに、セレモニアルスタートは豊田スタジアムで実施されることが発表された。サッカーやラグビーなどが開催される広いスタジアムを、音響や横断幕などで日本らしく演出。セレモニアルスタートの後は、各車が豊田市内をリエゾン区間として走行することになるようだ。駅前の広場を封鎖し、車両とドライバーの紹介を行なうことも検討されているという。
SNSなども活用し、地元自治体とも協力しながら開催に向けて準備を進めているラリージャパン。今年こそ、開催が実現することを願うばかりだ。
セレモニアルスタートのイメージ図
Photo by: Motorsport.com / Japan
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