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“異端児”、大湯都史樹が胸に秘めるモータースポーツ発展への熱い想い「知ってもらわないと進まない。僕はそれに貢献したい」

大湯都史樹はモータースポーツ界のさらなる発展のためには「知ってもらうこと」が重要だと語り、自分なりの方法でそこに貢献していきたいと語った。

Toshiki Oyu

写真:: Motorsport.com / Japan

 明治神宮外苑をレーシングカーが轟音を轟かせながら疾走し、詰めかけた多くのファンがその迫力に酔いしれたRed Bull Race Day。スーパーフォーミュラとスーパーGTで活躍する大湯都史樹も、16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTのドライバーとしてイベントに参加した。

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「ファンの皆さんとこれだけ距離が近く、喜んで下さっている顔を間近で見られるイベントはないですよね」

「コロナの影響でここ数年できなかったイベントをできた嬉しさもあるし、なかなか経験できないものをお届けできたという意味では良いイベントだったと思います」

 そう語った大湯。かつてないほどファンとの距離が近いこのイベントを大いに楽しんだようだ。

 今回のRed Bull Race Dayは、東京のど真ん中である明治神宮外苑を封鎖して行なわれた大規模なイベントであり、さらにはテレビCMや街中の巨大広告を通じて大々的にPRされた。これは従来のモータースポーツファンを興奮させただけでなく、モータースポーツファンではない層が関心を持つことにも貢献したはずだ。今後モータースポーツ界がさらに発展し、若年層をはじめとする新たなファンを取り込んでいくためには、こういったチャレンジングな取り組みは必須となってくるだろう。

 大湯は自身のYouTubeチャンネルで様々な企画に挑戦したり、またパドックのファッションリーダーとして存在感を放つなど、従来の型にハマらないようなスタイルが特徴のドライバーであり、ファンも多い。大湯もRed Bull Race Day後のメディアセッションで自身を“異端児”と表現。「僕自身、少し異端児な部分もあるからこそ、逆に(個性的なレッドブルファミリーの中で)居心地よくやれている」と語っていた。

 そんな“異端児”な部分があるがゆえに、大湯は矢面に立たされることも少なくないという。しかしその苦しさに耐えてでも、モータースポーツをより多くの人に知ってほしいという思いがあるようだ。

「僕の場合は色んなことをやっているがゆえに、反感を買うこともあるし、叩かれることもあります」

 大湯はそう切り出した。

「やはり新しいことをやると、『これはダメだ、あれはダメだ』と何かしら反感を買うことがあります。だからやりたくないなと思うこともありますが、それを乗り越えて、(モータースポーツを)知ってもらわないと進まないと思います。これを耐えて自分を信じるしかないのかなと思います」

 彼はさらにこう続ける。

「今回はクルマのカッコいい一面を見せることがメインになっていますが、ドライバーの個性だったり、チームの色だったり、面白い部分は色々あるので、そういった魅力を色んな人に知ってもらえて、好きになってもらえるように僕自身はやっていきたいなと思います。そういう思いでYouTubeもやっているし、SNSも少しでも楽しんでもらえるように、と思ってやっています」

「正直これまでは『知ってもらう』という点が欠けていたと思います。今回のようにサーキットから一歩離れたところでイベントをすることで、モータースポーツに興味を持ってもらうきっかけになったり、これが刺激になってサーキットでも今以上に楽しめるコンテンツが増えて、どんどん活性化していくかもしれません。そういうことに僕も貢献したいなという思いがあります」

 大湯都史樹とレッドブル、その親和性は非常に高いのかもしれない。

 
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