【ROC】モントーヤがレース・オブ・チャンピオンズ個人戦優勝

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【ROC】モントーヤがレース・オブ・チャンピオンズ個人戦優勝
Valentin Khorounzhiy
執筆: Valentin Khorounzhiy
2017/01/22 0:32

フロリダ州マイアミでレース・オブ・チャンピオンズの個人戦が行われ、ファン-パブロ・モントーヤが優勝を果たした。

Crash, Pascal Wehrlein and Felipe Massa on the Polaris Slingshot SLR
Tom Kristensen driving the VUHL 05
Tom Kristensen
Kyle Busch
Jenson Button, David Coulthard
Helio Castroneves
Juan Pablo Montoya, Sebastian Vettel
Juan Pablo Montoya
Juan Pablo Montoya

 アメリカのフロリダ州マイアミにあるレース・オブ・チャンピオンズ(ROC)の個人戦が行われ、ファン-パブロ・モントーヤが優勝を果たした。

 モントーヤは予選ラウンドでグループBに出走。ここでフェリペ・マッサの後塵を拝するも、2位でプレイオフラウンド進出を果たす。

 プレイオフ第1レースではグループA勝者であるスタントカードライバーのトラビス・パストラーナを破ると、マッサに準決勝で雪辱。その後最終レースでトム・クリステンセン破り、ROC初出場にして個人戦初優勝を飾った。

グループステージ詳報

グループA:
 いきなりの波乱が待っていた。グループAの本命とみられていたセバスチャン・ベッテルがここで敗退。グループ通過を決めたのは、スタントドライバーのパストラーナと、インディカーのエリオ・カストロネベスだった。

 ベッテルは昨年のインディ500勝者であるアレクサンダー・ロッシを破ったものの、前述のパストラーナとカストロネベスに敗れ、プレイオフ進出を逃すことになってしまった。

グループB:
 このグループでは衝撃のシーンがあった。マッサと対戦したパスカル・ウェーレインは、レースに敗れてフィニッシュラインを通過した直後、バリアに激突。マシンを転倒させる大クラッシュを喫してしまったのだ。幸い、ウェーレインと助手席の同乗者は無事だったが、背筋の凍るような激しいクラッシュだった。

 結局マッサがウェーレインとモントーヤを破ってこのグループ通過を果たし、ウェーレインとソルベルグを破ったモントーヤもプレーオフに駒を進めた。

グループC:
 昨年限りで事実上F1を引退したジェンソン・バトンが、カイル・ブッシュ、トニー・カナーン、ジェームス・ヒンチクリフを破り3戦全勝でグループステージ突破。バトン以外のふたりに勝ったブッシュが、2位となった。

グループD:
 最後のグループでは、デビッド・クルサードの独壇場。テレビの解説などで活躍中の元F1ドライバーは、3戦全勝でプレイオフに進出。ル・マン24時間レースの伝説、トム・クリステンセンが2位となった。

準々決勝

 第1レースはモントーヤvsパストラーナのカードとなった。この対戦は、非常に僅差のレースとなったが、1レース目には0.2秒差、2レース目は0.1秒差でモントーヤが連勝を果たし、準決勝進出を決めた。

 第2レースはマッサvsカストロネベス。こちらはバギーでの争いとなったが、マッサが楽に2連勝を果たし、準決勝進出を決める。

 第3レースのバトンvsクリステンセンの戦いは非常に激しいものとなった。1勝同士で迎えた第3レース(先に2勝した方が勝利)、クリステンセンが僅か0.1秒差でバトンを下して準々決勝を突破する。

 第4レースではクルサードが連勝。カイル・ブッシュを下し、ここまで無敗である。

準決勝

 マッサvsモントーヤの準決勝は、議論を呼んだ。

 最初のレース、マッサが先頭でフィニッシュラインを駆け抜けた。しかし彼は最終コーナーの出口でウォールにヒットしたため、5秒のタイムペナルティを課せられてしまう。これで、モントーヤの勝利となった。

 マッサはこのペナルティについて、次のように語っている。

「確かに僕はウォールにヒットした。でもそれはルールの一部だ。ウォールにヒットすることで、僕はタイムを失った。当てたかったわけじゃない。僕はそれを受け入れられないよ」

 続く第2レースではモントーヤがマッサを0.076秒差で退け、議論の余地はあるものの、連勝で決勝進出を決めた。

 クリステンセンとクルサードの戦いは、クリステンセンが連勝。決勝はモントーヤvsクリステンセンに決まった。

決勝

 迎えた決勝戦。前回大会で同じく決勝に進出したにもかかわらず、ベッテルに敗れているクリステンセンは、是が非でも今度こそ勝ちたいところだったが、そこにモントーヤが立ちはだかった。第1ヒートではモントーヤが勝利。後がなくなったクリステンセンは第2ヒートでモントーヤに接戦を挑むが、0.845秒差でモントーヤが勝利し、この決勝ラウンドも連勝。モントーヤが、2017年のレース・オブ・チャンピオンズ勝者に輝いた。

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Group stage results

Group A   Group B
Pos. Driver W L   Pos. Driver W L
1st  Travis Pastrana 3 0   1st Felipe Massa 2 1
2nd  Helio Castroneves 2 1   2nd Juan Pablo Montoya 2 1
3rd Sebastian Vettel 1 2   3rd Pascal Wehrlein 1 2
4th Alexander Rossi 0 3   4th Petter Solberg 1 2
Group C   Group D
Pos. Driver W L   Pos. Driver W L
1st Jenson Button 3 0   1st David Coulthard 3 0
2nd Kyle Busch 2 1   2nd Tom Kristensen 2 1
3rd Tony Kanaan 1 2   3rd Kurt Busch 1 2
4th James Hinchcliffe 0 3   4th Ryan Hunter-Reay 0 3

Play-off results

Quarter-finals Car
Travis Pastrana 0 2 Juan Pablo Montoya Vuhl 05
Felipe Massa 2 0 Helio Castroneves ROC Buggy
Jenson Button 1 2 Tom Kristensen KTM X-Bow
David Coulthard 2 0 Kyle Busch Ariel Atom
Semi-finals  
Juan Pablo Montoya 2 0 Felipe Massa ROC Buggy
Tom Kristensen 2 0 David Coulthard Vuhl 05
Final  
Juan Pablo Montoya 2 0 Tom Kristensen Various

 

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シリーズ General
イベント Race of Champions
サブイベント Saturday
ドライバー Tom Kristensen , ファン・パブロ モントーヤ
執筆者 Valentin Khorounzhiy
記事タイプ レースレポート