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スバル、モータースポーツの電動化に備え準備中。”STIらしさ”を持って……

スバルテクニカインターナショナルの平岡泰雄社長が、モータースポーツの電動化に向けた対応を準備していることを明かした。

#61 SUBARU BRZ R&D SPORT

Subaru

 スバルテクニカインターナショナル(STI)の平岡泰雄社長は、同社の2021年モータースポーツ概要発表の場で、将来モータースポーツが電動化するのに向けた準備を進めていることを明かした。

 富士スピードウェイからのオンライン発信という形で、STIはスーパーGTをはじめとする2021年のモータースポーツ参戦概要を発表した。プレゼンターを務めた同社の平岡社長はその中で、将来のモータースポーツについて言及。STIとしても、電動化への対応を準備していると発言した。

 フォーミュラEなど、欧州を中心に電動マシンを使ったレースが増え始めている。特にフォーミュラEは、2020-2021シーズンからF1やWRCと並びFIAの世界選手権レースになることが決まっている。また、電動SUVを使うレースシリーズであるエクストリームEも4月に開幕予定であるなど、電動化の波は確実に押し寄せている。

「エンジンを使ったレースが次第に縮小されていくことが予想される中、電動化の波も押し寄せてきています。欧州のモータースポーツの電動化への取り組みも、盛んになりつつあります」

 平岡社長はそう語った。

「モータースポーツが電動化されても、我々はSTIらしさを持って参戦し、ファンのみなさんとのコミュニケーションを取ってしっかり連携し、楽しんでいただくことが重要だと考えています」

「残念ながら本日は、具体的に発表できるモノはありませんが、そうした電動化への対応も準備していることをお伝えしておきます」

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