鈴木亜久里、TCRJテストで“超久々”のレーシングカードライブ! ファン待望のレース復帰は望み薄?
ツインリンクもてぎで行なわれたTCRジャパンシリーズのテストに鈴木亜久里が参加。久々にレーシングカーを走らせた。
Aguri Suzuki
Motorsport.com / Japan
スーパーフォーミュラ第6戦で野尻智紀がシリーズタイトルを勝ち取った興奮さめやらぬ中、ツインリンクもてぎでは同レースの翌日10月18日(月)に、TCRジャパンシリーズ(TCRJ)のタイヤテストが実施された。そこには、ARTAのレーシングスーツに身を包んだ元F1ドライバー、鈴木亜久里の姿があった。
今回のテストは、来シーズンからTCRJのタイヤサプライヤーがヨコハマからダンロップにスイッチすることに伴い、参戦を見据えたドライバーがダンロップタイヤのインプレッションを確かめるために行なわれたものだという。ただ鈴木のテスト参加に関しては、本人の「機会があるなら乗ってみたい」という思いが大きかったようだ。
鈴木はDOME RACINGからテストに参加。つい先日まで猪爪杏奈が走らせたホンダ・シビックTCRの98号車をドライブした。午前のセッションを2分03秒744というベストタイム(セッショントップは2分00秒819)で終えた鈴木に話を聞いた。
「レーシングカーで走るなんて、10年ぶりくらいですよ。確かシビックレースだったかな」
「感覚が分からないですね。グリップの感覚は分かるんだけど、どこまで突っ込んでいいのか……分からない。思い出してる間に疲れちゃって、息切れしちゃって。何十年ぶりにクルマに乗せるのは無謀だよ(笑)」
TCR車両の印象を「すごくパワーがある訳ではないが、癖がないし乗りやすいクルマ。面白いレースができるんじゃないか」と評した鈴木。このテスト参加を機にレーシングドライバーとしての本能が蘇り、ゆくゆくはレースに復帰……そんなファン待望のシナリオはあり得るのかと尋ねると、鈴木は「無理無理(笑)」と即答。「みんなよくやってるな、偉いなと思いましたね」と、このシリーズを戦うジェントルマンドライバーたちへの尊敬の念を口にしていた。
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