TGRF2017開幕。ドライバー&監督&マシンがセレモニーに一挙集結
12月10日、「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2017」が富士スピードウェイで開催された。

12月10日・日曜日、「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2017(TGRF)」が晴天の富士スピードウェイで開幕した。
TGRFはTOYOTA GAZOO Racingがファンに感謝の意を込めて開催するイベント。朝6時のゲートオープンからファンたちが詰めかけ、本コースでは一足先にオーナーズパレードランが行われた。そして9時30分よりオープニングセレモニーでイベントが本格的に開幕した。
オープニングセレモニーには、ニュルブルクリンク24時間耐久レースやWRC、WEC、スーパーGT、スーパーフォーミュラや全日本ラリーなど、国内外の幅広いカテゴリーで活躍したドライバーや監督らが参加した。ドライバーは1階のグランドスタンドから登場。MCに紹介を受け、ファンとハイタッチしながらグリッド上に集結した。
さらに、今年1年間ライバルとの激しいレースの中で"鍛えあげられた"WECとWRC、ニュルブルクリンク24時間レース参戦車両の86などトヨタ現役レーシングカーと、今年発表された市販車『GR』ブランドのクルマがグリッド上に登場した。
GAZOO Racing Companyの友山茂樹社長は次のように語った。
「今年はGAZOOにとって飛躍の年となりました。18年ぶりにWRCに参戦復帰し、当初の期待を超えて2度優勝することができました。WECにおきましても、ル・マン24時間こそ(優勝を)逃しましたが、9戦中5勝をし、ポルシェを勝ち越してシーズンを終えることができました。スーパーフォーミュラやスーパーGTに関しましても素晴らしい活躍を見せてくれました」
「世の中では"若者の車離れ"などと言われていますが、そんなことはありません。クルマはもっともっと面白くなります。そのために我々は徹底的に挑戦していきます。皆様も情熱を持ってクルマを愛し、楽しんでください」
「今回豊田章男社長(トヨタ自動車)、モリゾウはイベントに参加できませんが、モリゾウは良いクルマ作りに打ち込んでいます」
セレモニーの最後には友山専務の掛け声「START YOUR ENGINES」とともにレーシングカーたちのエンジン音が会場中に響き渡った。
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