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星野一義、感激の”ホンダRC”初走行を語る「僕のホンダへの感謝デー」

モータースポーツファン感謝デーで憧れのホンダRC166とRC164を走らせた星野一義が、その感動、ホンダに対する想いを語った。

星野一義(Kazuyoshi Hoshino)
星野一義(ホンダRC164)
高橋国光、星野一義、北野元(左から)
星野一義、北野元、高橋国光(左から)
星野一義(Kazuyoshi Hoshino)
星野一義(kazuyoshi Hoshino)
星野一義(Kazuyoshi Hoshino)

 昨日まで鈴鹿サーキットで行われていたモータースポーツファン感謝デーで、星野一義は長年の夢であったホンダの2輪マシンでデモ走行が実現。初日にはRC166(1964年世界GP参戦マシン)、2日目にはRC164(1963年世界GP参戦マシン)に跨り、連日ご機嫌な走りを披露した。

 走行後、星野に”憧れ”のマシンでの走行についての感想を尋ねると、次のように熱く語った。

「こんなチャンスをもらって、他のドライバーたちも羨ましく思っていました」

「当時のホンダの技術はものすごく進んでいた。100億円分の宣伝以上に、僕らの頭の中にはレースで”世界のホンダ”だということが刻まれています。これ以上の宣伝はないですよ。それくらいホンダの功績はすごい」

「だから、ホンダは(他のメーカーと)競っていてはダメなんだ。ホンダはとんでもなく速くなきゃいけない。世界一だもん。それとあのサウンドで、僕は興奮してしまった」

 星野がホンダのバイクに憧れ始めたのは14歳の頃。何が当時の彼を惹きつけたのか? 星野は次のように回顧する。

「野球少年だった僕が、いきなり14歳でひっくり返されたという魅力は、何なんだろう……。歌手でも、歌がうまい人はいっぱいいるけど、大切なのはフェロモンがあるのかどうかじゃないだろうか?」

「ホンダが、トヨタやニッサンと同じ毛色じゃダメなのよ。とんでもなく速い、相手にならない……それがホンダで、しかもそれほどお金がなかった頃に(鈴鹿)サーキットを作って、そして技術力でやり返してしまう。本田宗一郎さんの先見の明と、藤沢武夫さんのカブを売り出した営業的な手腕と……他のメーカーはずーっとそれを追いかけてきたんだ」

「僕は戦後に生まれて、それを見てきた。こんなに良いお手本はないと思う」

「ホンダのドリームっていうのは(他とは)違うんだ。クルマをたくさん売った利益でレースをやるわけではなく、先にレースをやってから利益を得る。全然違うんだよ。だから、僕はホンダファンなんだ!」

 そして、この日のデモ走行の感動を、次のような言葉で語った。

「今日はファン感謝デーではなく、僕が感謝する日、『星野一義ホンダありがとうデー』だ。そのくらい、本当に感謝してます」

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