【F1】バトン、ラリークロス仕様ホンダ・シビックをテスト

昨年限りでF1を事実上引退したバトンは、ラリークロス仕様のホンダ・シビックを初めてテスト。次なるキャリアを見極めている。

 2016年限りでF1を事実上引退、今季はマクラーレンの開発に携わることになっているジェンソン・バトン。彼はチームに籍を残しつつも、ラリークロスやスーパーGTへ参戦する意向を示していた。そのバトンは1月18日、次のキャリア候補であるラリークロスのチーム、オルスバーグMSEを訪れた。

 バトンはアメリカ・フロリダ州の飛行場でオルスバーグMSEのホンダ・シビックをテスト。それに対し、同チームオーナーのアンドレアス・エリクソンは次のように語った。

「彼はマシンを気に入ったようで、うまく乗りこなしてみせた。ジェンソン自身も楽しんでいるようだった」

「彼は自分に何ができるのか、どれくらい速く走ることができるのか試したいと言っていた。我々は彼の求める答えが見つかるのを手助けしている。我々はホンダと密に仕事をしているから、彼とこういった関係にあるのも理に適っている」

 

 オルスバーグMSEは、昨年のグローバル・ラリークロス選手権で初めてシビック・スーパーカーを走らせ、5度の表彰台を獲得した。

 今シーズン、オルスバーグMSEにバトンが加入し、グローバル・ラリークロスに参戦する可能性についてオーナーのエリクソンに訊くと、彼は次のように語った。

「今は何も準備が整っていないし、何も起きていない状況だ。我々は少しずつ物事を進めている」

「というのも、彼は偉大な男だから他にも何か起きる可能性があるし、こちらで参戦すると確定しているわけではない。今のところ、ラリークロスでも競争力があるのかどうかということを彼は知りたがっていた。今回マシンに乗った彼はうまくやっているから、それがその答えだろう」

 バトンは2015年にデビット・クルサードとともにJRMレーシング・ミニをライデン・ヒル・サーキットで走らせた経験をもつ。

 

 かつてのF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブも2014年にスコットランドで行われたワールド・ラリークロスに参戦しているため、バトンがF1の後にラリークロスに挑戦する初のF1チャンピオン経験者というわけではない。また、元ルノーのネルソン・ピケjr.や元トロロッソのスコット・スピードもグローバル・ラリークロスに参戦。ピケJr.は優勝を果たし、スピードに至っては一昨年と昨年の2連覇中である。

 今回バトンがマシンを走らせたオルスバーグMSEのチームオーナーであるエリクソンは、かつてフォード・フィエスタを開発し、スピードのラリークロスデビューのために働いていた経験もある。そのエリクソンは次のように語った。

「私は多くの人々と共に仕事をしてきたが、彼らの情熱と能力がどれほどのものかというのは、見ていれば理解できる。つまりラリークロスを心から受け入れ、正確にマシンを操縦できなければならないんだ」

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この記事について
シリーズ Global Rallycross
ドライバー ジェンソン バトン
チーム Olsbergs MSE
記事タイプ 速報ニュース