F2デビューに2億円? プルチーニ、金銭面で折り合いつかずFIA F3参戦へ

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F2デビューに2億円? プルチーニ、金銭面で折り合いつかずFIA F3参戦へ
執筆:
2019/02/06 3:00

2018年のGP3で2勝を挙げランキング4位となったレオナルド・プルチーニは、ハイテックから2019年のFIA F3に参戦する。

 今季、GP3の後を継いで開催されるFIA F3。レオナルド・プルチーニは、同カテゴリーで3年目のシーズンを迎えることとなる。 

 プルチーニは2016年、ユーロフォーミュラ・オープンでチャンピオンを獲得し、2017年はアーデンからGP3に参戦。開幕ラウンドこそ表彰台を獲得したものの、年間ランキングでは13位と苦戦した。翌2018年はカンポスに移籍。ソチ、アブダビの終盤2ラウンドのレース1で優勝を飾り、ART勢に次ぐランキング4位となった。

 アブダビでのポストシーズンテストではカンポスとトライデントのF2マシンをドライブしたプルチーニだったが、彼は最終的にハイテックからFIA F3に参戦することを選んだ。

「3年目の今年はとても自信があるから、チャンピオン獲得を目標にしている」とプルチーニはmotorsport.comに語った。

「昨年僕はGP3でARTやトライデントを相手にしてきた。ハイテックの実力を考えれば十分タイトルは狙えるはずだ」

「僕はチームオーナーや数人のチームスタッフのことを知っているが、彼らは本当にプロフェッショナルだ。物事への取り組み方をよく知っている。これはチャンピオンシップにおいて必要なことだと思う」

「僕とチームメイトになるふたりは速くて才能に溢れている。お互いにプッシュし合えるのは良い事だと思う。ユーリ(ヴィップス )は速い」

 プルチーニとヴィップスの参戦が発表されたハイテックだが、3台目を誰がドライブするのかは未だ発表されていない。

 F2参戦も視野に入れていたプルチーニであったが、参戦に当たって150万ポンド(約2億1千万円)以上を要求してくるチームもあったといい、資金の捻出に苦しんだ結果参戦を断念したという。

「僕はカンポスのF2チームと契約する為、かなり力を入れて交渉した。しかし金銭的な問題で今年参戦することは難しかった」

「でもハイテックを含め、素晴らしいオファーをいくつか受けた。そして僕はこのチームと契約することにした」

 ハイテックのチーム代表であるオリー・オークスはプルチーニと契約した経緯について「彼が昨年のGP3で示した才能とプロ意識は、F3の新時代を迎えるにあたって我々のチームにぴったりだ」と語った。

「彼とともに今年、FIA F3のタイトルに挑戦することを楽しみにしている」

 なお、同シリーズからは角田裕毅がイエンツァーから、名取鉄平がカーリンから参戦する。

2019年 FIA-F3ラインナップ

チーム

ドライバー

ハイテック

Estonia ユーリ・ヴィップス

Italy レオナルド・プルチーニ

TBA

イエンツァー

Japan 角田裕毅

TBA

TBA

プレマ

India ユアン・ダルバラ

New Zealand マーカス・アームストロング

Russian Federationロバート・シュワルツマン

ART

Germany デビッド・ベックマン

Denmark クリスチャン・ランドガード

United Kingdom マックス・フュートレル

カーリン

Japan 名取鉄平

TBA

TBA

カンポス

Venezuela セバスチャン・フェルナンデス

Australia アレックス・ペロニ

TBA

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この記事について

シリーズ GP3
ドライバー Leonardo Pulcini
チーム ハイテック・レーシング
執筆者 Jack Benyon