マカオGTワールドカップ:わずか8台で争われたQFレースをモルタラ制す

マカオGTワールドカップの予選レースは多重事故で赤旗中断。8台でリスタートし、48号車のモルタラが制した。

 マカオGTワールドカップの予選レースは、大クラッシュによる赤旗中断の後、わずか8台のみでレースが再開され、48号車のエドアルド・モルタラが決勝レースのポールポジションを獲得した。

 前日行われた予選ではメルセデスAMG勢がトップ4を独占。決勝のグリッドを決定する予選レースのポールポジションはモルタラが獲得していたが、予選レースの火蓋が切られると、999号車メルセデスのマーロ・エンゲルが3コーナーのリスボアをトップで抜けた。モルタラに次ぐ3番手には、好スタートを見せた6番グリッドの18号車BMW M6 GT3、アウグスト・ファルフスが浮上した。

 しかし、隊列がマウンテン区間のポリスコーナーにさしかかると、50号車メルセデスAMGのダニエル・ジュンカデラが止まってしまったところに、911号車ポルシェのローレンス・バンスールが避けきれずに突っ込んでしまう。これをきっかけに5番手以降の10台以上が絡む大クラッシュが発生し、レースは赤旗中断となってしまった。今回のレースがデビュー戦となったNSX GT3だが、そのマシンを駆っていた84号車ランガー・バン・デル・ザンデもこのクラッシュに巻き込まれ、フロントを大破させてしまっている。

 現地時間14時20分に、セーフティカー先導でレースが再開。25分間の制限時間付きのレースとなった。

 再スタートを切れたのは、8台……かと思われたが、エンゲルのマシンには電気系のトラブルが発生し、コース上は7台のマシンによる争いとなった。なお、のちにエンゲルはスタートすることができ、周回遅れでレースに合流した。

 残り18分を前にセーフティカーが解除され、モルタラがトップをキープ。速さはありながらも、クラッシュがあり予選下位に沈んでいた1号車アウディのロビン・フラインスは、3番手の888号車メルセデス、ラファエル・マルチェロに迫った。

 しかし、地力に勝るメルセデス勢にジリジリと離されていく。2番手のファルフスもモルタラにはアタックできず、モルタラがトップでチェッカーを受けた。2位はファルフス、3位マルチェロ、4位フラインスと変わらずだった。

 5位には予選19番手だった90号車BMWのチャズ・モスタート。6位は991号車ポルシェのダリル・オーヤンとなった。77号車ポルシェの吉本大樹は、予選を走れず最後尾スタートだったがクラッシュを免れ、7位となっている。なんとかリスタートすることができたエンゲルは、決勝を8番グリッドから臨むことになった。

【動画】マカオGTワールドカップ:予選レース1周目の大クラッシュ

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ GT
イベント名 FIA GT World Cup: Macau
サーキット Circuito da Guia
記事タイプ 速報ニュース