マカオGTワールドカップ:モルタラが優勝。サバイバル生き残り吉本9位

マカオGTワールドカップ決勝は、48号車メルセデスのエドアルド・モルタラがポールポジションから隙を見せずに優勝した。

 マカオGTワールドカップの決勝が行われ、48号車メルセデスのエドアルド・モルタラがポール・トゥ・ウィンを達成した。

 前日の予選レースで発生した、12台が巻き込まれた多重クラッシュ。6台が一夜でマシンを修復しグリッドにつくことができた一方で、63号車フェラーリのフェリックス・ローゼンクヴィストなど6台は修復が間に合わず、決勝は14台で争われた。

 午前中に降った雨の影響が残り、ライン上は乾いているものの、コース脇やマウンテン区間はまだまだ路面が濡れている状態だということで、セーフティカー先導で18周レースがスタートした。

 セーフティカーが退き、3周目からグリーンフラッグ。ポールポジションの48号車メルセデスのエドアルド・モルタラがふらつきながらもトップをキープした。一方、2番手の18号車BMWのアウグスト・ファルフスは、3コーナーのリスボアでマシンのリヤをウォールに当てる場面もあり、888号車メルセデスのラファエル・マルチェロに先行を許した。

 ファルフスのペースが上がらず、トップのメルセデス2台が逃げていく展開に。しかし、マルチェロは4周終了時点でピットへ。どうやらマシンにトラブルが発生してしまったようだ。

 予選レースを後方からスタートしたことでクラッシュを免れ、6番手から決勝に臨んだ991号車ポルシェのダリル・オーヤンに、50号車メルセデスのダニエル・ジュンカデラが引っかかるような形となり、5台による接近戦が展開された。この中にはクラッシュによる修復から復活した84号車NSX GT3を駆るランガー・バン・デル・ザンデも含まれた

 6周目、11号車アウディのルーカス・ディ・グラッシがクラッシュしたことで、セーフティカーが出動した。これで独走していたモルタラのリードが消滅したが、2番手ファルフスのマシンはリヤのボディワークがめくれ上がってしまっており、その修復が命じられた。

 ファルフスは8周終了時点でピットインし、ピットクルーが該当部分のボディワークをちぎり取った。しかしこれで、優勝争いから離脱することになってしまった。

 レースは10周目から再開。モルタラがトップをキープし、2番手には1号車アウディのロビン・フラインスが続いた。しかし、後方ではオーヤンがクラッシュを喫しており、再びセーフティカーが出動した。

 オーヤンはどうやらバトルを展開していたジュンカデラと接触したようで、ジュンカデラは右フロントにダメージを抱えてピットに飛び込み、タイヤに干渉してしまうボディワークを取り除いてピットアウトした。また、NSXのバン・デル・ザンデはラジエーターに問題を抱えリタイアとなった。

 レースは12周目からリスタート。リタイアが続出したこともあり、ファルフスがこの時点で6番手というポジションに。さらに前のマシンがバランスを崩した際に4番手まで浮上した。

 モルタラが後続との差をコントロールしながらトップを快走。2番手のフラインスには999号車メルセデスのマーロ・エンゲルが迫った。エンゲルはパッシングをしながらフラインスにプレッシャーをかけるが、フラインスもファステストを叩き出す一進一退の攻防が続いた。

 結局エンゲルの逆転は叶わず、フラインスが2位でチェッカー。モルタラがポールポジションから優勝を飾った。完走はわずか9台。77号車ポルシェの吉本大樹はペースの上がらないマシンを操りながら、9位となっている。

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この記事について
シリーズ GT
イベント名 FIA GT World Cup: Macau
サーキット Circuito da Guia
記事タイプ 速報ニュース