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アイロット、今季はフェラーリでF1フリー走行に出走しつつスポーツカーレースにも参戦?

フェラーリのF1テストドライバーであるカラム・アイロットは、2021年にGTカーのプログラムに参加するようだ。

Callum Ilott, Ferrari

写真:: Ferrari

 2020年のFIA F2でランキング2位を獲得し、今季はフェラーリF1でテストドライバーを務めるカラム・アイロット。彼は2021年にスポーツカーレースにも参戦することになりそうだ。

 昨年、アイロットはフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)のライバルであるミック・シューマッハーに敗れ、F2のタイトルを逃した。しかしF2で証明すべきことはもうないとして、2021年以降は参戦しないことを示唆していた。

 そして昨年末、フェラーリはアイロットをテストドライバーとして起用することを発表。アイロットは今季F1のフリー走行に複数回参加することになるようだ。

 8日(月)朝、イタリアのマラネロには2021年度のFDA生8人中6人が集まり、2021年のプログラムが正式にスタートした。その中でフェラーリは、FDAのメンバーに関するいくつかのプランについて明らかにした。

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 フェラーリ曰く、アイロットは「今季のF1でいくつかのレースに参加する」とのことで、さらにスポーツカーレース参戦も視野に入っているという。

「彼はGTプログラムに参加し、いくつかの有名なスポーツカーレースにおいてフェラーリをドライブすることで、今後もレースのスリルを味わうことになるだろう」とフェラーリは記している。

 アイロットはこれまでスポーツカーレースに参戦した経験はないが、フェラーリの若手ドライバーがGTレースに参加するのはこれが初めてではない。アントニオ・ジョビナッツィは2018年にAFコルセからル・マン24時間レースにエントリー。翌2019年にはアルファロメオからF1フル参戦をスタートさせた。

 WEC(世界耐久選手権)のLM-GTE Proクラスに参戦するAFコルセは既に51号車、52号車共にレギュラードライバーを発表しているが、ル・マン24時間に出場する3人目のシートに関しては未だ空席となっている。

 昨年アイロットと共にF2に参戦したロバート・シュバルツマンとマーカス・アームストロングのふたりは、今季もFDAに残りF2に継続参戦する。プレマのシュバルツマンは「タイトル獲得という明確な目標」を掲げており、DAMSに移籍したアームストロングは「これまで以上に上位を争えるようにする」としている。

 フェラーリのF1ドライバーであるシャルル・ルクレールの弟、アーサー・ルクレールはプレマからFIA F3に参戦。昨年までF4で戦っていたディーノ・ベガノビッチはステップアップを果たし、現在はF3アジア選手権に参戦中。フォーミュラ・リージョナル欧州選手権にも出場する予定だ。

 2021年度からFDAに加わったのが、マヤ・ウィーグとジェームス・ウォートンのふたり。ウィーグはFIA ガールズ・オン・トラックのプログラムから選出された初の女性ドライバーで、F4に参戦予定。一方ウォートンは将来のシングルシーターへのステップアップに向け、カートでの戦いを続ける。

 フェラーリF1チームの代表を務めるマッティア・ビノットは次のようにコメントした。

「我々は、FDAが単に若手ドライバーをF1に導くだけの学校にはならずに、いつの日かモータースポーツのトップカテゴリーでスクーデリア・フェラーリの旗手となってくれるような人材を育成せねばならないと常々言ってきた」

「我々はシャルル・ルクレールでそれを実現したし、今年もミック・シューマッハーが我々と共に成長を遂げてF1デビューを果たす。これは喜ばしいことだ」

「カラム、ロバート、マーカス、アーサー、そしてディーノといった我々がよく知る名前の中に、マヤ・ウィーグとジェームス・ウォートンというふたりの生徒を加えられたことも嬉しく思う。彼らの加入は、モータースポーツをより包括的なものとするために我々が尽力している、ということを証明する重要なものだ」

「私は彼ら全員の幸運を祈っている。そして謙虚さを持って挑まなければならないこのシーズンにおいて、夢を追いかけていることを忘れることなく、決意と学習意欲を持ち、進歩を遂げて成功を収められることを願っている」

 2021年のFDA所属ドライバーが明らかになったことで、ジュリアーノ・アレジ、ジャンルカ・ペテコフ、エンツォ・フィッティパルディという3人のドライバーがFDAを離れたことが改めて明らかとなった。ペテコフはFIA F2、フィッティパルディはインディ・プロ2000への参戦が決定しており、アレジは日本でスーパーフォーミュラ・ライツとスーパーGTを戦うものと見られている。

 

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