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motorsport.com編集長日記:「ある日、突然やってくる」

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motorsport.com編集長日記:「ある日、突然やってくる」
執筆:
2019/03/17 4:30

motorsport.com日本版の編集長が、日々経験する様々な事柄の中から、琴線に触れるようなものをピックアップ。

2019年3月17日・日曜日

「ある日、突然やってくる」

 ニュージーランドのクライストチャーチで礼拝中のイスラム教徒49人が殺されるという事件のニュースが飛び込んできた。クライストチャーチと言えばもう何十年も前になるが、タスマンシリーズというレースが行われていたときに取材に訪れたことがある。ニュージーランド南島最大の街で人口は約37万人。とても静かな街で緑が多く、僅かな日数の滞在だったがたちまち好きになった。そんな街での残酷な事件に胸が痛くなった。隣国のオーストラリアではF1グランプリが開催されており、開幕前夜にFIAのチャーリー・ホワイティングが亡くなったばかり。こちらは事件ではないが、なんだか悲劇が続いており、気が滅入る日が続く。しかし、どんな悲劇が起ころうと世の中は止まることなく動いており、なんだか不条理を感じながらも私自身日常の雑務に追われてコンピュータの前に座っている。

 悲劇といえば、数日前、我がmotorsport.comが入るビルで火災が発生した。原因はモバイルバッテリーからの出火というが、充電中でもなく残量も少なかったにもかかわらずリチウムイオン電池から出火したらしい。リチウムイオン電池はいまや必需品として生活の中に入って来ているだけに、どうかすると軽く扱いがち。今回の事故を踏まえて、十分な配慮が必要だということが身に染みて分かった。今回の火災では人的被害がなく一安心したが、仕事環境の劣化は致し方ない。それでも編集部員は休まず頑張ってくれているので、世界中から集まるニュースは遅れることなく皆さんのもとへ届いているはず。ご安心を。

 話しがあちこちへ飛んだが、悲しいことや辛いことはいつ襲ってくるか分からない。その時のために心の準備といっても、そんなに簡単じゃない。私が自動車レースを取材し始めた70年代、何人ものドライバーが事故で亡くなった。知り合いもいたし知らない人もいた。自動車レースは危険なスポーツだという認識はあったが、まさか実際に死亡事故が起こることに対して身構えて取材をするわけにもいかないし、そうしていたわけではない。どんなときにもそれは突然やって来て私を打ちのめした。それでもまだこの世界にいるのは、悲劇が突然襲ってくるまで哀しさや辛さは忘れているからだろう。もちろん悲劇なんかにきて欲しくない。そう思って仕事を続け、生きていくしかない。ここ数日、そんなことばかり考えている。

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この記事について

シリーズ F1 , 編集長日記
執筆者 赤井邦彦