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motorsport.com編集長日記:「ウィメン・イン・モータースポーツ」

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motorsport.com編集長日記:「ウィメン・イン・モータースポーツ」
執筆:
2019/03/28 11:24

motorsport.com日本版の編集長が、日々経験する様々な事柄の中から、琴線に触れるようなものをピックアップ。

2019年3月28日・木曜日

「ウィメン・イン・モータースポーツ」

 昨日は2週間ぶりに弓道の練習に行ってきた。相変わらず肩が痛く思うように引けなかったが、練習場にいることの大切さを観じた。私の行く弓道場は、平均年齢が恐らく60代前半ではないかと思うのだが、そこに集う人達は誰もが非常にサッパリとした性格の方ばかりで、2週間休んでもその理由を聞こうとしないばかりか、まるで昨日会ったような感じで弓の話しをしてくれる。この他人に干渉しないスタンスが私は大好きで、本当に気軽に練習が出来る喜びを感じている。

 そんな練習が終わってから、一人の女性自動車評論家と夕食を共にした。彼女は現在FIAが推し進める女性のモータースポーツ参加運動(ウィメン・イン・モータースポーツ)の日本での活動を司る役割を担いそうで、準備期間中のいまも上へ下への大忙しの身だ。本業の評論家活動や運転講習会講師などの傍らにこの活動を行っており、そのバイタリティには頭が下がる。

 この活動、モータースポーツの女性人口を増やそうという考えから始まったのだが、なぜそうした考えが起こってきたかを考えるところから始めるべきだと思う。男女平等は男性と女性が作られた(というのも変だけど)人類誕生以来の大きな課題ではあるが、男女間に生理的差異がある限り完璧な平等はあり得ない。というか、その差異を考慮したうえでの活動こそ平等と言うべきだろう。

 その差異を考慮しての平等が最も顕著に表れるのがスポーツで、ほとんどのスポーツは両性の参加が可能になっているが、同じフィールドで可能なもの、フィールドを分けて初めて平等といえるもの、色々ある。モータースポーツはこれまで男女が同じフィールドで戦える数少ないスポーツと考えられてきた。それは自動車という高度に発達した道具を使うスポーツだという前提がある。道具なら、男も女も同じように使えるだろうという論理だ。

 しかし、モータースポーツの永い歴史の中で参加女性の割合(ドライバーに限らず、様々なモータースポーツ関連業種において)は低いままだ。なぜだろう? ウィメン・イン・モータースポーツを率いる彼女には、この理由解明から取り組んで欲しい。その理由が分からなければ推進運動も実を結ばず、形骸化してしまう心配がある。

 いま世界中で広く男女平等が叫ばれている。モータースポーツへの女性参加推進運動は男女平等理念とは少し違うかもしれないが、レースで女性が男性顔負けの走りをするところは見てみた。あっ、この考えはもう男尊女卑的意味合いを含んでいるのかもしれない。弱者が強者を倒す醍醐味を見たいという論理が働いているからだ。それは女性が男性より弱いと言っていることに他ならない。う〜ん、この問題の正解はどこにある? ちなみに、弓道は男女完璧な平等精神に則ったスポーツで使う道具もフィールドも全く同じ。すごいですね。

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この記事について

シリーズ W Series , 編集長日記
執筆者 赤井邦彦