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motorsport.com編集長日記:「ゴンちゃん、東京に来る」

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motorsport.com編集長日記:「ゴンちゃん、東京に来る」
執筆:
2019/05/02 9:29

motorsport.com日本版の編集長が、日々経験する様々な事柄の中から、琴線に触れるようなものをピックアップ。

2019年5月1日・水曜日

「ゴンちゃん、東京に来る」

 平成の終わる4月30日、日本の年号とは全く関係ないブラジルの旧い友人夫妻が東京に来ているので昔の仲間と食事をしたいという。そこで、友人というのか仕事仲間というのか存在の不確かなカワキタ・ケンのアレンジで、浅草の三豊という小料理屋(割烹? 居酒屋?)で卓を囲んだ。ブラジルからの友人はワグナー・ゴンザレスという厳つい名前に反して小柄で気さくな御仁で、1990年代に一緒にF1グランプリを取材していた仲間だ。ゴンちゃんを囲む席にはF1撮影を生涯の仕事にしてきたカネコ・ヒロシ、日本のレースを取材して右に出るものいないオオグシ・マコトも加わり、ゴンちゃんの美しい奥さんマリサの目を盗んでよからぬ話に花が咲いた。

 いずれもF1取材の最前線からは身を引いている者ばかりのせいか、最近のF1に関してはチンプンカンプン。話題は昔の話しばかり。何レース取材したのだとか、あそこのレースは美女が多かったとか。しかし、不思議なことにブラジル人を囲みながら、アイルトン・セナの話しが全く出なかった。

 セナが亡くなったのは1994年の5月1日。25年も前だけど、翌日が月命日だというのに、誰も彼のことに触れなかった。触れることをわざと避けたように思えたのは、私だけだろうか? 触れるとセナの霊力の虜にされるのが怖かった? セナのことは話題に上らなかったけれど、日本の元号が平成から令和に変わることは話に出た。その説明をブラジル人にするのは難しかったが、説明されてもゴンちゃんは余り興味を持った風ではなかった。まあ、それは当たり前だろう。私が同じ立場だったら、同じ反応をしたはず。

 6時に始まった楽しい食事会は4時間にも及んだが、カネコ君だけ酔っ払い気味で、他のみんなは元気いっぱい。夜の浅草寺を探索するというゴンザレス夫妻を残して私とオオグシ君は日本橋にあるキクチさんのバー・ルヰへ行って、また少しだけ飲んだ。日本のレース取材を中心に仕事をしてきたオオグシ君だが、60歳を目の前にして海外にも目を向けてみたいと言う。何かを始めるのに年齢は関係ないと思うけれど、身体が動かなくなる前に気づいて良かった。海外流浪民の先輩として少しだけアドバイスをしたけれど、最後に2人で飲んだグラッパで記憶は全部流れたようだ。

 帰りの電車の中で平成から令和に変わったらしい。楽しい夜だった。令和になっても美味しいお酒を飲みながらレースの話しがしたい。

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この記事について

シリーズ 編集長日記
執筆者 赤井邦彦