アキュラ予選2番手も「ライバルは爪を隠している」とカストロネベス

デイトナ24時間の予選でアキュラは2番手を獲得したが、カストロネベスはキャデラック勢がまだ全力を出していないと確信している。

 7号車アキュラ・ペンスキーのエリオ・カストロネベスは、IMSAウェザーテックスポーツカー選手権の開幕戦デイトナ24時間レースで予選2番手を獲得したものの、ライバルのキャデラック勢はまだその”爪”を隠していると確信しているようだ。

 アキュラARX-05 Dpiのデビューレースとなる今回のデイトナ24時間。カストロネベスは予選セッションの大半でタイムシートのトップを守っていた。しかし10号車ウェイン・テイラー・レーシングのレンガー・ヴァン・デル・ザンデが、カストロネベスのタイムを土壇場で0.007秒上回った。すでにピットに戻っていたカストロネベスに逆転のチャンスはなく、ポールポジションにはアキュラではなくキャデラックDPi-V.Rがつくことになった。

 カストロネベスは、ポールポジションを獲得したと思われていた彼のところにフォトグラファーが集まってきた段階で、ポールポジションを逃したことに気づいていたと語った。

「彼ら(フォトグラファー)は気付いていなかったから、僕が教えたんだ」

「彼らは”ポーズをお願いします”といった雰囲気だったけれど、僕の無線はまだピットボックスと繋がっていて、(ストラテジストのティム)シンドリックが実況してくれていた。そして、彼(ヴァン・デル・ザンデ)がポールを獲ったと言ったんだ」

「だから僕は”みんな、ここから出て行って。僕はポールポジションじゃないんだ!”と言ったんだ。僕はすでに、0.007秒差で敗れたことを知っていた。でも本当に素晴らしい予選だった」

「正直に言って、彼ら(キャデラック)は僕たちの予想をはるかに超えていた。それも勝負のうちなんだと思うが、まだレースが24時間残っている」

 カストロネベスは、アキュラのマシンについて「興奮している。僕たちの持っているポテンシャルは素晴らしいものがある」と付け加えた。

「それでも、僕はまだキャデラックが本命だと思う。なぜなら、僕は彼らがまだ全力を出していないと感じるからだ」

「でも勝つのが不可能だと言っているわけじゃない。以前にもこんな状況になった経験はあるし、競争力があるのは確かなんだ」

 今季からIMSAにフル参戦するカストロネベスは2017年のIMSAチャンピオン、リッキー・テイラーとコンビを組む。また今回のような耐久ラウンドでは、インディカーでも顔なじみのグラハム・レイホールが7号車のラインアップに加わる。

 カストロネベスは昨年の最終戦プチ・ル・マン(ロード・アトランタ)で、アキュラARX-05のベースとなったオレカ07をドライブし、初めてのスポーツカーレースを体験した。彼はプチ・ル・マンでは経験しなかった暗闇の中での走行を含め、耐久レースについて多くのことを学んでいると認めた。

「プチ・ル・マンでは(ファン・パブロ)モントーヤの担当だったので、僕は夜に運転はしなかった。だけどここではそうはいかない」

 そうカストロネベスは話した。

「僕は迅速に対応することを学ばなければいけない」

「僕たちは良いポジションにいると感じているが、ドライバーとしては詰められるところが沢山ある。僕はまだ多くのことを学んでいるんだ。新たな要素が沢山あるからね」

「やっていくにつれて学んでいくだろうけど、改善の余地が多くあるのは良いことだ」

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この記事について
シリーズ IMSA
イベント名 デイトナ24時間
サーキット デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ
ドライバー エリオ カストロネベス
チーム Team Penske
記事タイプ 速報ニュース