ザナルディ、特別なBMWを駆り2019年デイトナ24時間参戦を目指す
執筆: Charles Bradley
CART王者でありパラリンピック金メダリストでもあるアレックス・ザナルディはBMWと組み、2019年のデイトナ24時間参戦を目指すという。







CARTのシリーズチャンピオンであり、パラリンピックの金メダリストでもあるアレックス・ザナルディは、BMWと共に2019年のデイトナ24時間に参戦することを目指している。
1991年から1994年にかけてF1を走り、1996年からCARTに挑戦の場を移したアレックス・ザナルディ。彼はCARTで大活躍を見せ、1997年と1998年には、2年連続でシリーズタイトルを獲得した。
しかし2001年、ドイツのラウジッツリンクで行われていたレースで大クラッシュを喫し、両脚を失う大怪我を負った。しかしザナルディはその怪我からカムバック。復帰後はWTCCに参戦し、その後車椅子レースに挑戦してパラリンピックで金メダルを獲得している。
そのザナルディは、BMW M8 GTEを駆り、2019年のデイトナ24時間参戦を目指している。このBMW M8 GTEには、彼が人工下肢を使って操作できる、特別なブレーキシステムが搭載される予定だ。彼は今年中にこのシステムのテストに参加する予定だという。
「2018年にアレッサンドロ・ザナルディとこの新しいプロジェクトに取り組むことができ、私は興奮している」
BMWのモータースポーツディレクターであるジェンス・マーカートは語る。
「アメリカの大きなレースに戻ることは、彼の大きな希望だった。そして、我々はそれを可能にしたい。デイトナのファンは、アレックスとBMW M8 GTEという見所を、期待することができるのだ」
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シリーズ | IMSA |
ドライバー | Alex Zanardi |
執筆者 | Charles Bradley |
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