【セブリング12h】レクサスRC F GT3、トラブル重なるも2台揃って完走

IMSAシリーズ第2戦セブリング12時間レースで、レクサスRC F GT3は15号車がクラス13位、14号車はクラス18位と2台揃って完走を果たした。

 先週末、セブリング・インターナショナル・レースウェイで行われたIMSAシリーズ第2戦セブリング12時間レースで、レクサスRC F GT3は15号車がクラス13位、14号車はクラス18位と2台揃って完走を果たした。

 LEXUS GAZOO Racingは、2017年よりIMSAシリーズに参戦。1月の東京オートサロン2017で発表したレクサスRC F GT3を投入した。

 第2戦のセブリング12時間レースでは、前回のデイトナ24時間レースを担当したスコット・プルエットとセージ・カラムに加えて、3度のセブリング優勝経験を持つイアン・ジェームズの3名が14号車をドライブした。また15号車は、レギュラー参戦中のジャック・ホークスワースとロバート・アロンのコンビに、オースティン・シンドリックが加わった。

 決勝の序盤は、ピットインのタイミングのズレによって順位を入れ替えていたが、首位と同一周回をでのペースを維持し、トップ10圏内で走行した。

 しかし、レース開始6時間後、14号車はサスペンションのトラブルを抱え、ピットイン。修復作業によって9周ほど遅れを取ってしまった。

 また、フルコースコーションが発生してピットクローズされた時、14号車は給油せざるを得ない状況であったため、これでもペナルティを被った。その後もパンクに見舞われたりと不運が重なったため、14号車は大きく順位を落とすこととなった。

 また残り時間3時間30分のところで、14号車は突然コース上にストップ。燃料系トラブルだった。この修復には約1時間30分ほどの作業が必要で、トップから54周遅れでレースに復帰した。

 一方の15号車はトップ6圏内をキープし、概ね好調であった。しかし、レース開始から8時間後にピットでブレーキ交換作業を行った際、左フロントの交換に時間を要したためタイムロス。またその後もボンネットピンが緩むトラブルに見舞われ、15号車は4周遅れの14位に沈んだ。

 終盤の15号車はクラストップの車両を上回るハイペースで周回を重ねるものの、ポジションをあげることはできなかった。しかし、その間にホークスワースが、GTDクラスでのベストタイムを記録した。

 15位はクラス13位でフィニッシュ。14号車も長い修復作業から復帰し、クラス18位で完走することができた。前戦のデイトナ24時間では15号車がリタイアを喫したため、2台揃っての完走は今回が初めてのこととなる。

 レクサスRC F GT3をドライブした3GTレーシングのドライバーたちは、TOYOTA GAZOO Racing Newsに次のようにコメントを寄せた。

スコット・プルエットLexus RC F GT3 14号車) 

「このような、新しい車両での参戦プログラムにおいては、1周1周が常に学習の過程であり、辛抱強くトラブルを克服しながら、開発を続けて行くことが重要です。その全てが我々を進化させてくれるはずです。TRD(TOYOTA Racing Development)-やTTC(トヨタテクノクラフト)、そしてチームと共に得たデータの全てを解析し、更に前へと進んでいきます」

セージ・カラムLexus RC F GT3 14号車) 

「タフな一日でした。幾つかのトラブルに見舞われましたが、それはセブリングに住む悪魔とも言うべき、レースにはつきもののトラブルでした。今日のレースで、我々に何が必要かを知ることが出来ましたし、そういう意味で良いレースでした。更に上を目指していきます。デイトナで我々は実質わずか2時間しかレースが出来ませんでしたが、今日のセブリングではレースの大半をトップから大きく離されることなく走り、ドライバー全員が好タイムで多くの経験を積むことが出来たことは良かったですし、正しい方向へと進んでいると思っています。これから数戦は2時間ほどのスプリントレースに挑むこととなりますが、この2戦、24時間と12時間耐久レースというのは、新しいチーム、新しい車両にとっては非常に高いハードルでした。それだけに、これからの数戦で我々がどれだけ速くなったのか見るのが楽しみです」

ロバート・アロンLexus RC F GT3 15号車) 

「予選は上手く行きましたし、Lexus勢の決勝のペースも順調でした。ドライバーの誰かがミスをしたわけではないと思います。皆良い走りをしましたが、幾つかのトラブルに見舞われました。残念ですが、同時に我々はとても良い走行ペースで、Lexus RC F GT3の将来のレースにおけるポテンシャルの高さを示すことが出来ました。トラブルが無ければ遠くないうちに結果が出せるでしょう。我々のLexus RC F GT3は素晴らしいレースカーで、努力すれば上位を狙える位置にいると思います」

ジャック・ホークスワース(Lexus RC F GT3 15号車) 

「我々のLexus RC F GT3は快調で、ペースの面でもデイトナよりも進化していました。レース中上位を争い、ファステストラップでも良い位置に着けられたのはLexusがとても良くやってくれたおかげです。今日は幾つかの些細なトラブルを除けば良いレースでした。始まったばかりのプログラムという事もあり、まだまだ期待は必要ですが、既にかなりの強さを持っていると思います。表彰台を争えるだけの速さはあるように見えました。早いレースカーを持ちながら、それを結果に繋げることなくレースを終えるのは残念ですが、我々のLexus RC F GT3が速いことは証明出来ましたし、まだこれから我々には多くのレースが待っています」

※コメントは【TOYOTA GAZOO Racing News】より抜粋

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この記事について
シリーズ IMSA
イベント名 セブリング12時間レース
サーキット セブリンク・インターナショナル・サーキット
記事タイプ 速報ニュース