デイトナ24h速報:キャデラックが首位を走行。アロンソら一時3番手に
スタートから6時間が経過したデイトナ24時間レース。マイク・コンウェイのドライブする31号車キャデラックDPiが首位を走っている。

レース全体の1/4を消化したデイトナ24時間レース。途中雨に見舞われるも、マイク・コンウェイのドライブする31号車アクション・エクスプレス・レーシングがトップを走っている。
予選でポールポジションを獲得した10号車ウェイン・テイラー・レーシングは、スタートで7号車アキュラ・チームペンスキーの追い上げを交わしてトップを守った。その後ろでは、フェリペ・ナッセがドライブする31号車アクション・エクスプレスが好スタートを決め、4つポジションを上げ3番手に浮上。また23号車ユナイテッド・オートスポート・レーシングはフェルナンド・アロンソがスタートを担当し、2つ順位を上げ11番手でオープニングラップを終えた。
最初のピットストップを迎える頃には、キャデラックDPiの5号車マスタング・サンプリング・レーシングが首位に浮上。レース開始から2時間半が経過したあたりで、38号車パフォーマンス・テック・モータースポーツがコース上でマシンをストップさせたためフルコースイエロー(FCY)が出されたが、FCY解除後も5号車マスタング・サンプリングは後続とのリードを広げた。
レース開始から5時間が経過した頃、サーキットでは雨が降り始め各車がウエットタイヤを装着するようになった。この時、首位の5号車マスタング・サンプリングが雨に苦戦し、エリオ・カストロネベスのドライブする7号車アキュラが首位に浮上した。しかしその後は31号車アクション・エクスプレスや23号車ユナイテッド・オートスポートなど後続車の猛追を受けた。
雨が止み路面が乾き始めると、右リヤのパンクで順位を落としていた10号車ウェイン・テイラーが真っ先にドライタイヤへ履き替え、ウエットタイヤを履くマシンよりも速いペースで走行を続けた。その後も彼らはピットインを行った31号車アクション・エクスプレスに反応してその2周後にピットへ。7号車アキュラと5号車マスタング・サンプリングがピットに入っている間に、10号車ウェイン・テイラーがリードラップへと戻るには十分だった。
その後ドライバーを務めたジョーダン・テイラーのドライビングとチームの戦略が功を奏し、10号車ウェイン・テイラーはトップから1分半差の4番手まで順位を上げ、後続には11秒の差をつけている。
23号車ユナイテッド・オートスポートは、アロンソが3スティント走行し、フィル・ハンソンに交代。彼は7番手まで順位を上げた。その後ランド・ノリスがステアリングを握ると、一時3番手まで順位を上げ首位の7号車アキュラを追った。
なおGTLMクラスは4号車コルベット・レーシングが、GTDクラスは29号車モンタプラスト・バイ・ランド・モータースポーツがそれぞれクラス首位を走行中だ。
この記事について
シリーズ | IMSA |
イベント | デイトナ24時間 |
ロケーション | デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ |
ドライバー | マイク コンウェイ |
チーム | Action Express Racing |
執筆者 | David Malsher |