ランド・ノリス、アロンソを”指標”に「自身の力を証明したい」
2017年のF3ヨーロッパ王者のランド・ノリスは、デイトナ24時間で自身の力を証明したいと考えているという。その指標はアロンソだ。








今年、デイトナ24時間に初挑戦するランド・ノリスは、チームメイトとなるフェルナンド・アロンソから多くのことを学べると共に、自身の力を証明する絶好の機会が訪れたと考えている。
昨年F3ヨーロッパ選手権でチャンピオンに輝き、今季はマクラーレンF1のリザーブドライバーを務めることになっているノリス。彼は今月末に行われるデイトナ24時間にも出場予定で、アロンソやフィル・ハンソンと共に、ユナイテッド・オートスポーツのリジェJS P217をドライブすることになっている。
「僕にとってデイトナ24時間は、アロンソから学ぶことができる素晴らしいチャンスだ。無駄にすることはできない」
そうノリスは語った。
「しかしそれと同時に、僕は彼に対して何ができるのかを証明したい。特に予選でのパフォーマンスや、それ以外のことでね」
「とはいえデイトナ24時間はチーム競技だ。ある時点では気持ちを切り替えて、共に協力し合って働かなければならない」
「もちろん、僕らは対峙しているわけではないけど、フリー走行や予選で誰が最も良い仕事をするのかという点では、ちょっとした競争になるだろう」
「僕にとっては、学ぶための素晴らしいチャンスだ。それはアロンソからだけではなくてね。そしてうまくいけば、僕がどこにいるのかということを示すことができる」
ノリスはこれまで、アロンソと共に仕事をした経験がほとんどない。しかしながら、デイトナでいくつかのヒントを手にすることができると考えているようだ。
「F1ドライバーの仕事に関する考え方について、もう少し詳しく知ることができると思う」
そうノリスは語った。
「たとえマシンが違ったとしても、彼ができることだけでなく、まだ他のこともやりたいはずだ。特にチームメイトを打ち破ることなどについてはね」
「それから、彼はクルマを改善するために、できるだけ多くの仕事をしようとするだろう。ただし、ドライバーごとにセットアップを変更することはできないため、常に妥協を強いられるはずだ」
「そのどこからでも、僕は学ぶことができる。僕は挑戦し、理解し、それが僕にとっての助けとなるだろう」
この記事について
シリーズ | IMSA |
ドライバー | ランド ノリス |
執筆者 | Lawrence Barretto |