もっと早くレースを止めるべき……酷すぎる天候に、勝利を諦めていたアロンソ

シェア
コメント
もっと早くレースを止めるべき……酷すぎる天候に、勝利を諦めていたアロンソ
執筆:
2019/01/29 22:34

デイトナ24時間で勝利を収めたフェルナンド・アロンソは、あまりにも酷い天候だったため、2番手を走っていた際に”レースを止めるべきだ”と考えていたと認めた。

 フェルナンド・アロンソは、レンジャー・ヴァン・デル・ザンデ、ジョーダン・テイラー、そして小林可夢偉と組み、今年のデイトナ24時間レースに参戦。ウェイン・テイラー・レーシングに勝利をもたらした。特にレース終盤、酷い悪天候に見舞われた際には、アロンソは多くの周回を担当することになった。

 彼は早朝、後続に対して55秒のリードを築いていた。しかし1回目の赤旗が掲出されたことにより、そのリードは失われることになった。

 レースの残り時間が2時間を切った頃、アロンソはフェリペ・ナッセがドライブするアクション・エクスプレスのキャデラックを攻略し、再び首位に立った。そしてその直後、2回目の赤旗が振られ、さらに天候の回復が見込めないと判断されたことで、そのままチェッカーが振られた。

 レース終了後にアロンソは、ナッセを抜く前に、もうレースをやめるべきだと訴えていたことを明かした。

「2番手を走っていた時、僕は無線で何度も訴えたんだ。セーフティカーが必要だとね」

 そうアロンソは語った。

「レース最後の5周か、7周くらいは、コース上の誰にとっても、正しいコンディションであるようには思えなかった」

「視界はほぼゼロだった。ストレートでも全開にすることなんてできなかったんだ。マシンは動いてしまうし、時速200マイル(約320km/h)で6速を使って走っていても、TC(トラクションコントロール)が作動してしまうんだ。各車ともいろんなところでボディワークを失ってしまっていたから、コース上の至る所に、色々なパーツが落ちていたんだ」

「僕はすぐ、チームに対してセーフティカーが必要だと叫んだ。何も見えなかったからね。フェリペがターン1を少し行きすぎてしまったため、僕らはリードを得ることができた。その瞬間がただラッキーだった」

「そのときのコンディションは、もう7周早くレースを止めるべきだったと思う。その瞬間、僕らは2番手だったけどね」

次の記事
大荒れデイトナに、ロジャー・ペンスキーも「こんなレース見たことがない!」

前の記事

大荒れデイトナに、ロジャー・ペンスキーも「こんなレース見たことがない!」

次の記事

赤旗で無念の終戦。ナッセ「もっとアロンソと戦いたかった……」

赤旗で無念の終戦。ナッセ「もっとアロンソと戦いたかった……」
Load comments

この記事について

シリーズ IMSA
イベント デイトナ24時間レース
ドライバー フェルナンド アロンソ 発売中
執筆者 Jamie Klein