デイトナ24時間でコロナ感染発覚のガルシア「キャリア最高で、最もがっかりした1日」
デイトナ24時間レースの決勝中に新型コロナウイルス陽性が発覚し、以後ドライブできなかったアントニオ・ガルシアは、「キャリア最高で、最もがっかりした1日だった」と語った。

デイトナ24時間のGTLMクラスで優勝を果たしたものの、イベント中に新型コロナウイルス感染が発覚したために、レースの大半に参加することができなかったコルベット・レーシングのアントニオ・ガルシア。彼はレース後にコメントを発表し、レースを戦い切れなかった悔しさを語った。
「僕のキャリアの中で、最高の日であると同時に、最も苛立たしく、がっかりした日でもあった」
ガルシアはそうコメントを寄せた。
「12月下旬に新型コロナウイルスに感染し、多少の症状もあった。完治するまで自己隔離し、スペインとCDC(アメリカ疾病対策センター)のプロトコルに従ってデイトナへの渡航許可を受けた」
「ジョーダン(テイラー)、ニッキー(キャッツバーグ)、そしてチームの他のメンバーと優勝を祝えないのは辛いことだ。僕らは過去数ヵ月から数週間かけて、今回のデイトナ24時間のような耐久レースで勝利するために、懸命に働いてきた」
「ミスはなかったし、コルベットのペースも良かった。1年前にチャンピオンシップで優勝した後、今回の結果は新たなシーズンを始めるにあたって、望んでいた結果だった」
ガルシア曰く、レース前からかなりの自信を持っていたといい、実際に勝つことができ、安堵していると語る。
「この新しいマシンでデイトナを走り始めて以来、速くて競争力があることは分かっていた。去年の準備では、このレースに勝つのは明らかに不十分だった。でもロックダウンが実施されたことでC8.Rを開発するチャンスを手にすることができ、6レースに勝つことができた」
「昨シーズンは、長距離のレースに勝つことができなかった。だからそういうレースに勝つということを念頭に置いてきた」
「今日、コルベット・レーシングが最強のチームであることを証明することができた。2016年のこと(僚友のマシンの真後ろでフィニッシュし、優勝を逃したレース)を思い出した。再び同じようなことが起きる可能性があるのが分かった時、かなり神経質になっていた。でも、今回はトップに立つことができて良かった」
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