【IMSA】デイトナ24hのトラックをジェフ・シガールが解説

元デイトナ24時間レース王者のジェフ・シガールが、デイトナ24時間レースのトラックを詳しく解説する。

 2017年1月28-29日にロレックス・デイトナ24時間レースが開催される。

 かつてデイトナ24時間レースのGT・デイトナクラスでクラス優勝を果たしたジェフ・シガールは、マイケル・シャンク・レーシングのアキュラNSXで今回のデイトナに参戦予定だ。

 そのシガールが開催地デイトナ・インターナショナル・スピードウェイをGPXラボシュミレータを元に解説した。

#62 Scuderia Corsa Ferrari 458 Italia: Jeff Segal
#62 Scuderia Corsa Ferrari 458 Italia: Jeff Segal

Photo by: Eric Gilbert

「マイケル・シャンク・レーシングの86号車アキュラNSX GT3で今回のデイトナに参戦するジェフ・シガールです。

 今回はGPXドライバー開発ラボシュミレータで、デイトナ24時間レースのトラックを紹介しようと思います。

 デイトナ・スピードウェイは大まかに3つの楕円が組み合わさったような形をしていて、そのうちの1つの楕円のストレート区間にスタート/フィニッシュラインがあります。

 まずはスタート/フィニッシュラインから。スタート時にはもちろん1速ですが、1時間後にはトップギヤ(6速)で170マイル(約273km/h)を少し上回るスピードが出ています。そこから第1コーナーにめがけて1速まで落とすことになります。

 ターン1-6はオーバルではなく、細かいセクションが続きます。主に1-4速を使い、回転数を維持するのがとても困難な区間です。ターン3の入り口はいつもグリップがなくアンダーステア気味になり、コーナリング出口でオーバーステアに変わっていきます。ターン4はギヤを上げてクリアしています。このセクションはほぼフラットであるものの、非常にリスクが高い割に、そこまでアドバンテージを稼ぐことができない箇所なので慎重にいかなければいけません。

 ターン5も1速でクリアするのですが、夜間と午前中にはなるべく右に寄るために、クリップで縁石に乗ることもあるのですが、ここも慎重になるところです。

 かなり挑戦的なブレーキゾーンになるのはターン6ですね。路面がかなりバンピーなのですがコーナリング出口からオーバルトラックが始まるので、なるべく早く加速できる体制を整えることが非常に重要です。ターン6の先のストレートはデイトナ・スピードウェイの中で最も長いストレートになるので、ミスをすると大きなタイムロスに繋がります。

 細かいセクションを抜けた後はギヤを上げます。デイトナのバンクを介することで5-6速までギヤをあげることができます。ここで少しリラックスできるチャンスがありますが、その後のバスストップ(オーバルのシケイン)次第でタイムが変わります。

 GTカーであれば3速でクリアできるブレーキゾーン(シケイン)の後は、オーバルに向けて加速し再びギヤを上げていきます。4-5速に到達したころには再びリラックスできるチャンスです。ここでマシンのコンディションをチェックをしたり、チームとラジオで状況を報告しあったりしています。

 そうしているうちにスタート/フィニッシュラインが見え、アキュラNSXのラップタイムが表示されていることでしょう」

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この記事について
シリーズ IMSA
ドライバー Jeff Segal
記事タイプ 速報ニュース