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小林可夢偉、来季デイトナ参戦に前向きもウェイン・テイラーからの参戦は「ほぼ0%」

小林可夢偉は、2021年もデイトナ24時間レースに出場することに前向きであるが、共に2連覇を達成したウェイン・テイラー・レーシングがアキュラにスイッチした関係で、同チームから出走する可能性はほとんどないだろうと語った。

#10 Wayne Taylor Racing Cadillac DPi-V.R. Cadillac DPi, DPi: Renger Van Der Zande, Ryan Briscoe, Scott Dixon, Kamui Kobayashi

写真:: Richard Dole / Motorsport Images

 2019年、2020年とウェイン・テイラー・レーシングからデイトナ24時間レースに参戦し、2連覇を達成した小林可夢偉。しかし2021年に同チームから参戦することはまずないようだ。

 IMSA ウェザーテック・スポーツカー選手権の1戦として開催されているデイトナ24時間レースは、多くのレースシリーズがオフシーズンとなっている1月、2月に開催されることが通例となっているため、インディカー・シリーズなど他のカテゴリーを主戦場としているドライバーがスポット参戦することも珍しくない。

 現在はWEC(世界耐久選手権)とスーパーフォーミュラを主戦場にしている小林もその例に漏れず、2019年のデイトナ24時間に参戦。フェルナンド・アロンソらと共にウェイン・テイラー・レーシングの10号車コニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rをドライブし、悪天候をものともせず優勝。翌年もインディカー王者のスコット・ディクソンらと同じくキャデラック10号車を駆り、見事連覇を成し遂げた。

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 しかしながら、小林と共にデイトナで成功を収めてきたウェイン・テイラー・レーシングは、2021年シーズンから車両をキャデラックからアキュラに変更する。アキュラと言えばホンダが北米で展開する高級車ブランドであるが、トヨタのドライバーとしてWEC、スーパーフォーミュラを戦う小林にとって、2021年のデイトナ参戦に少なからず影響があると思われる。

 motorsport.comは小林に、2021年のデイトナ参戦について、そしてウェイン・テイラー・レーシングの車両変更が与える影響について尋ねた。すると彼はウェイン・テイラー・レーシングで3連覇を目指す可能性がほとんどないことを明かした。

「トヨタにとっては問題ないと思いますが、アキュラが僕を欲しがっていないと思います。ウェイン・テイラー・レーシングと一緒に戦う可能性はほぼゼロに近いので、どうしようか考えているところです」

 小林はそう語った。

「その週末、僕は空いています。だからDPiクラスの他のチームに行くのか、レクサスに乗ってGTデイトナクラスを戦うのかなどを考えているところでした。アキュラに移ることは彼らにとって大きなチャンスだと思いますし、喜ばしいことだと思います。ただ、僕個人としては残念なことです」

「ウェイン(テイラー/チームオーナー)、そしてコニカミノルタとは良い関係を築いていますが、レースというのは時にそういったこともあります。僕たちは2レースを走って2レースとも勝利していますし、成功を収めてきました。ウェインも僕にドライブして欲しいと思っていますが、アキュラはそうではないので、僕はどうすることもできません。ウェインのためにまたレースができる機会があればと思っていますし、彼のことを尊敬しています」

小林可夢偉とチームオーナーのウェイン・テイラー

小林可夢偉とチームオーナーのウェイン・テイラー

Photo by: Motorsport.com / Japan

 また小林は、DPiクラスの他のチームから参戦する可能性に関しては「どんなチームが来季参戦するのか分からないので何とも言えない」と語り、キャデラックを使用するチームと「話をした方がいいかもしれない」とコメントするに留めた。

 来季どういったカテゴリーに参戦するのか、そのプランについても「現段階で言うのは難しい」と語る小林だが、将来的に参戦してみたいカテゴリーについては次のように語った。

「もちろん何でもやってみたいですよ! この歳になると、練習さえすれば基本的にどんなマシンにも乗れると思っています」

「そしてどんなタイプのマシンでもドライブを楽しめるので、機会があれば乗ってみたいです。オファーがあればいつも挑戦しようとしています。(スパ24時間でドライブする)GT3マシンは、LMP1やスーパーフォーミュラに慣れていると難しいですが、何度か走るうちに慣れていって、快適に走れるようになります。『この手のマシンは苦手だ』なんて言ってはいけないんです。やってみないと」

「何でもやってみたいと思っています。インディカーも(ロードコースで)1戦走るというのは良さそうですね。確実に乗りこなせると思っています。かなり準備が必要にはなりますが、フォーミュラEにだってまた挑戦したいです」

「まだまだやりたいことはたくさんあります」

Interviewed by Jamie Klein

 

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