マグヌッセンのIMSA挑戦が決定。チップ・ガナッシが来季ドライバーラインアップを発表
チップ・ガナッシ・レーシングは、来季のIMSA DPiクラスのドライバーラインアップを発表。ケビン・マグヌッセンのIMSA挑戦が決まった。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
チップ・ガナッシ・レーシングは、来季のIMSAウェザーテックスポーツカー選手権DPiクラスのドライバーラインアップを発表。ケビン・マグヌッセンがキャデラックDPi-V.Rをドライブすることが決まった。
マグヌッセンは、ハースF1チームが来季に向けてドライバーラインアップの一新を決めたことでF1残留が厳しくなり、来季に向けて活動の拠点をアメリカに移すことを検討していることが知られていた。
motorsport.comの調べでは、先月末の時点でチップ・ガナッシからIMSAへの参戦が濃厚だと見られていた。チップ・ガナッシは2019年までGTLMクラスにフォードGTで参戦していたが、今季は参戦を休止。そして来季から最高峰のDPiクラスにエントリーする。
同チームは、12月3日(木)にDPiクラスのドライバーラインアップを一部発表。マグヌッセンと、デイトナ24時間レースで2度の優勝経験を持つレンジャー・ヴァン・デル・ザンデと、2021年シーズンのフル参戦契約を結んだことを発表した。
マグヌッセンは「世界中のプロレースに参加している人ならば、チップ・ガナッシの名前と、それがモータースポーツを象徴するものであることを知っているはずだ」とコメントした。
「チップはコース上でもコース外でも最高のレース組織のひとつを築き上げてきた」
「チップ・ガナッシ・レーシングやレンジャー、キャデラックとチームを組むことは僕にとって素晴らしい機会だ。チームに合流し、2021年シーズンの準備を始めるのが待ち遠しい」
一方のヴァン・デル・ザンデは、「チップは元ドライバーとして、常に自分がドライブしたいと思えるようなチームを作りたいと思っていたという話が、僕にとっては印象的だ」と付け加えた。
「彼は確かにそうしてきたし、世界中の多くのシリーズでの結果がそれを物語っている。ケビンと私は、控えめに言っても興奮しているし、2021年のシーズンをデイトナでスタートさせる準備ができていると思う」
チップ・ガナッシ・レーシングは、耐久イベントの追加ドライバーについては後日発表するとしている。
motorsport.comの調べによると、チップ・ガナッシからインディカーに参戦しているスコット・ディクソンが、残る2シートのうちひとつに座ることになるようだ。
IMSAの2021年シーズンは、1月30~31日のデイトナ24時間でスタートする。マグヌッセンは、12月13日にF1最終戦アブダビGPを終え、約1ヵ月半で新たな挑戦に臨むことになる。
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