登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本
速報ニュース

マツダ、2021年シーズン限りでIMSAからの撤退を発表。プロトタイプカーのレース活動も終了へ

マツダ・モータースポーツは、今シーズンがIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のDPiクラスに参戦する最後のシーズンになると発表した。

#55 Mazda Motorsports Mazda DPi: Oliver Jarvis, Jonathan Bomarito, Harry Tincknell

#55 Mazda Motorsports Mazda DPi: Oliver Jarvis, Jonathan Bomarito, Harry Tincknell

Art Fleischmann

 マツダ・モータースポーツは、2021年シーズン限りでIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権DPiクラスへの参戦を終了。プロトタイプカーのレース活動自体も終了すると発表した。

 マツダは、DPi(デイトナプロトタイプ・インターナショナル)規定のレギュレーションが導入された2017年から、RT24-PでIMSAに参戦してきた。

 IMSAはDPi規定に代わり、2023年からWEC(FIA世界耐久選手権)との共通規則であるLMDh規定を導入する。当初は2022年から同規定が導入される予定だったが、コロナ禍の影響で1年延期された。

 現在IMSAに参戦しているアキュラは、すでに2023年までの参戦継続を発表。LMDh規定のマシンを開発することになる。また、アウディやポルシェもLMDh規定のマシンを開発することをすでに発表している。

Read Also:

 しかしマツダは、新時代に突入する前にIMSAから撤退することを決めたようだ。

「マツダは、IMSAのDPiシリーズに5年間参加してきたが、2021年シーズン終了後の10月のモチュール プチ・ル・マンをもって、そのプログラムを終了することを決定した」

 そうマツダは声明を発表した。

「現行のDPiシリーズと将来のLMDhシリーズを社内で検討した結果、マツダのプロトタイプレースへの参戦を終了することを決定した」

「マツダは2022年から、MX-5カップと草の根レベルのレースにモータースポーツの取り組みを集中させていく。ワンメイクシリーズであるMX-5カップは、マツダのレース活動の礎となっている。このシリーズと、草の根レベルのレースを支援することで、マツダが誇るモータースポーツの伝統を継承していく」

 マツダはスピードソースやヨースト・レーシングと組んでRT24-Pを走らせていたが、2020年3月にヨーストと袂を分かつと、以降はマルチマチック・モータースポーツがプログラムを引き継いだ。

 RT24-Pは2019年のワトキンスグレンで初の総合優勝を果たすと、シリーズ戦3連勝を飾った。昨シーズンは、7月に行なわれたデイトナや、最終戦のセブリングでも勝利している。

 2021年シーズンは2台から1台へと体制を縮小。開幕戦のデイトナ24時間レースでは3位となっている。

「マツダはレースで長い歴史を持っており、2020年シーズンもDPiで勝利や表彰台を獲得しました」

 マツダ・ノースアメリカン・オペレーションズCEOの毛籠勝弘は、そうコメントした。

「これは、私たちの『挑戦をやめない』スピリットへのトリビュートです。セブリング12時間レースでの勝利、2020年と2021年のデイトナ24時間レースでの表彰台、2019年と2020年のデイトナでのコースレコード記録を誇りに思っています」

「これはマツダモータースポーツの歴史の中で重要な成果です。ドライバー、チーム、パートナー、そしてファンの皆様の長年のサポートに感謝するとともに、2021年の力強いシーズンを楽しみにしています」

 また、モータースポーツ・ディレクターであるネルソン・コスグローブが2月末でマツダを退社することになっており、今回の声明ではそのコスグローブへの感謝も綴られている。

「マツダはネルソン氏のモータースポーツへの貢献に感謝するとともに、今後の活躍を祈念している」

「3月からは、ガレージ・チーム・マツダのシニア・バイスプレジデントであるモー・マーレイがDPiプログラムを統括することになる」

Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 デイトナ24時間でコロナ感染発覚のガルシア「キャリア最高で、最もがっかりした1日」
次の記事 セーフティカーはもはや“時代遅れ”なのか? 海外記者が徹底考察

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本