IMSA The Roar Before The 24

初のデイトナ24時間に臨む宮田莉朋、GTDクラスのポールポジション獲得に驚き。RC F GT3での経験値活かしフィードバックで貢献

デイトナ24時間レースで、GTDクラスのポールポジションからスタートすることになる宮田莉朋。初のデイトナをこのような好位置で迎えるというのは予想外だったようだ。

Jamie Klein

Jamie Klein

公開日時: 2024/01/24 3:02

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

#12 VasserSullivan Lexus RC F GT3: Frankie Montecalvo, Parker Thompson, Aaron Telitz, Ritomo Miyata

 伝統のデイトナ24時間レースの1週間前に行なわれた公式テスト”ロア・ビフォア・ザ・ロレックス24”。その最終日には予選が行なわれ、宮田莉朋が所属するヴァッサー・サリバン・レーシングのレクサスRC F GT3がGTDクラスのポールポジションを獲得した。これについては宮田自身も驚きだったようだ。

 2023年にスーパーGTとスーパーフォーミュラの2冠を達成した宮田は今季、海外に拠点を移してFIA F2とヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)を戦うという多忙なシーズンを送ることになる。今回宮田はその準備の一環として、IMSA最大のイベントであるデイトナ24時間に初参戦する。

 その予選でポールタイムを叩き出したのは、宮田の同僚であるカナダ人ドライバーのパーカー・トンプソン。23台がひしめくGTDクラスの中で最速となり、ポールポジションを勝ち取った。

 宮田はこれについて、レクサス勢は1周のペースという点で苦しんでいたため、チームメイトがこのようなパフォーマンスを発揮できるとは思っていなかったと語った。

「ロア(テストセッション)で僕たちはロングランをメインに練習していました。GT3というのはBoP(性能調整)のカテゴリーなので、他メーカーとパフォーマンスの比較をするのは難しかったです。その中でポールポジションを獲得できたことは本当に驚きです」

「素晴らしいスタートになりましたが、今はレースに集中しないといけません。24時間レースというのはモータースポーツで最も難しいものであることは理解しています。チームは経験豊富ですが、まだロレックス24(デイトナ24時間)で勝ったことがないので、それが良いモチベーションになっています」

 宮田はスーパーGTのGT500クラスに昇格する前、GT300クラスでRC F GT3を走らせていた。その経験も、今回のテストセッションにおけるマシン改善への貢献に繋がったようだ。

「簡単ではありませんでしたが、特別難しくもありませんでした」と宮田は振り返る。

「デイトナを走るのも、このチームと仕事をするのも(12月のIMSA公式テストが)初めてでしたが、僕はRC F GT3での経験があったので、このマシンのポテンシャルや、強みと弱点が分かっていました」

「この経験を活かして、チームとセットアップの改善について話し合うことができましたし、それは良かったと思います。チームはとてもプロフェッショナルですし、自分に対しても親切に接してくれます」

「日本でTCD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)と仕事をするのと同じように、アメリカのTRD(トヨタ・レーシング・デベロップメント)とも協力しています。そこは僕にとっては今までやってきたことと同じような感じです。彼らもたくさんのサポートをしてくれています」

 現段階では確定していないものの、宮田は今年のル・マン24時間レースに出走する可能性もある。実現するかどうかはELMSで所属するクール・レーシングに参戦枠が与えられるかどうかにかかってくるが、これについて宮田は「ル・マンで走ることができれば、その週末はとても良い経験になると思いますし、自分にとっても重要なものになると思います」と述べた。

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 デイトナ24時間予選、キャデラック勢がフロントロウを独占。デラーニがコースレコードを更新

次の記事 デイトナ24時間|ポルシェ、キャデラックとの頂上決戦制して優勝! 3位アキュラ。宮田莉朋所属の12号車は火災トラブルに泣く

More from

Jamie Klein



来年はGT300の1戦に。“お祭り”色の強い今年の鈴鹿1000kmも存分に味わおう|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

スーパーGT

スーパーGT

第5戦:鈴鹿

1 ヵ月前

来年はGT300の1戦に。“お祭り”色の強い今年の鈴鹿1000kmも存分に味わおう|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記



雨のSF富士で予選トップ3に入ったブラウニングとオサリバン。知られざる数奇な“腐れ縁”|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 1 ヵ月前

雨のSF富士で予選トップ3に入ったブラウニングとオサリバン。知られざる数奇な“腐れ縁”|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記



WECトヨタの祝福すべき50勝目。しかしBoP非公開で“真の実力”はブラックボックス|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

WEC

WEC 4 ヵ月前

WECトヨタの祝福すべき50勝目。しかしBoP非公開で“真の実力”はブラックボックス|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

最新ニュース



FIAとACO、2037年末までの長期契約を締結。”WEC分裂”の憶測を払拭。FIA会長「世紀の大契約だ!」

WEC

WEC WEC

Fuji

32 分前

FIAとACO、2037年末までの長期契約を締結。”WEC分裂”の憶測を払拭。FIA会長「世紀の大契約だ!」



ホンダ、2回目のADUOアップデートはターボ。すでにスペインGPで投入済み……HRC渡辺康治社長が明かす

F1

F1 F1

バーレーンGP

1 時間前

ホンダ、2回目のADUOアップデートはターボ。すでにスペインGPで投入済み……HRC渡辺康治社長が明かす



日本GPに向けてボルテージアップ! MotoGP Fan Fest Tokyo大盛り上がり。小椋「頑張って走ります!」

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

1 時間前

日本GPに向けてボルテージアップ! MotoGP Fan Fest Tokyo大盛り上がり。小椋「頑張って走ります!」



オコン、ハースF1との契約終了に際しコメント「これで僕のF1キャリアが終わったわけではない」

F1

F1 F1

バーレーンGP

2 時間前

オコン、ハースF1との契約終了に際しコメント「これで僕のF1キャリアが終わったわけではない」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録